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世界の発達障害の研究その1「抗真菌剤」による自閉症の回復

 

世界の発達障害の研究その1「抗真菌剤」による自閉症の回復

 

世界には様々な研究があります。

 

今回紹介する研究は、
Case Study: Rapid Complete Recovery From An Autism Spectrum Disorder After Treatment of Aspergillus With The Antifungal Drugs Itraconazole And Sporanox

 

グーグル翻訳で
ケーススタディ:抗真菌薬イトラコナゾールとスポラノッ??クスによるアスペルギルスの治療後、自閉症スペクトラム障害が急速に完全に回復

 

となります。

 

これによって、
すべてが解決するわけではなく、
ケーススタディということで、
1つの研究が紹介されています。

 

引用URL
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33132781/

 

 

この研究が教えてくれるのは、
抗真菌薬が発達障害、自閉症の治療の役に立つ、ということではなく、
身体の中のなんらかの不具合によって、
発達障害という診断がおりてしまう可能性であり、
それらを取り除くことによって、
発達障害から回復できる可能性があるということを示していることです。

 

 

発達障害は脳機能の障害とされています。

 

 

ただ、この言葉が独り歩きをしてしまい、
先天的な脳機能の障害が、
発達障害を引き起こしているという誤解を生んでしまいます。

 

 

なので、発達障害は治らないというイメージができてしまいました。

 

 

しかし、発達障害からの回復をしめす論文は少なくありません。

 

 

こういう論文があることを知っているはずのに、
日本の発達障害の専門家の一部は、
こういう論文があることをきちんと言いません。

 

言わないのか、
本当に知らないのか。

 

 

知っていて広めることをしない、無視をするのも、
こういう論文を調べようとしないのも、

 

 

どちらも専門家としては、
どうなんだろうということになりますね。

 

 

医師
心理士
なんとか療法士

 

 

いろいろな資格はありますが、
発達障害は治りませんとだけ言う人が多い印象です。

 

 

世界の論文を見て、
私はほんとうに驚きました。

 

 

こういうケーススタディから、
いろんな研究があります。

 

 

私はドラマの「ブラックペアン」が好きなんですが、
その最後のほうでこんな感じのセリフがあります。

 

「世界中のどこかのだれかの論文が、
誰かの命を救う。論文の意味とはそこにあるのだ。」と。

 

 

私もそう思います。

 

 

今回の、真菌の治療によって、
自閉症の症状が消失するっていうのは、
大切な指摘だと思います。

 

 

すべての発達障害と診断された方がそうだとは言いませんが、
発達障害と診断された一部のお子さんは、
身体のなんらかの不具合によって、
そうなっているのかもしれないということです。

 

 

そして、そこを改善してあげれば、
発達障害の症状が消える可能性もある、ということです。

 

 

ほかの地域よりも、
大気汚染の具合がひどいところでは、
発達障害と診断されるお子さんの割合が多くなる。

 

 

という研究もあるそうです。

 

 

発達障害の環境要因が、
明らかになっていけば、
生きづらい思いをしてるお子さんを救うことができたり、
そういうお子さんを見て心を痛めている親御さんを救うことができるかもしれません。

 

 

とても大切なことだと思っています。

 

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