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ADDとは?

ADDとは?

 

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の、
多動性の傾向が少なく、不注意優勢型をADDといいます。

 

ADDは、注意欠陥障害ともいわれます。

 

なぜ、ADHDの中の、
ADDが取り上げられることが多いのか?

 

 

それは、ADDのほうが、
一見すると普通の人と変わらず、誤解を受けやすいからです。

 

そんなADDの特徴をここではまとめました。

 

ADDの特徴

 

ADDの特徴としては、特に注意してみないと、
障害を抱えているようには見えないことがあります。

 

普通に話も聞けますし、
順番もある程度は守れます。

 

 

ただし、人が真剣な話しをしていても、あくびをしたり、
不愉快になるとそのまま顔に出してしまい、
年齢の割に幼稚で、人に煙たがられてしまうことが多々あります。

 

 

特徴としては・・・・・

 

 

整理整頓が苦手。
ミスが多い。
あきっぽい。
ストレスに弱い。
物を無くしやすい。
金銭の管理が苦手。
不器用。
計画準備が苦手。
最後まで何かをやり通すのが苦手。
気分が変わりやすい。
急に不安になる。
忘れっぽい。
物事を先送りにする。
対人関係の一喜一憂が激しい。
物事に対するこだわりが強い。

 

 

などがあります。

 

昔でいうところの、
仕事ができない大人の典型のような人です。

 

 

もちろん、普通(とされる)人でも、
上記のことをうまくできない人もいますので、
すべてを障害のせいにはできないかもしれませんが、
これらが苦手とされています。

 

 

実際に、私が出会ってきた子どもたちも、
年齢の割に幼い子どもは、
たいていが、このADDでした。

 

でもね、悪いことばかりじゃないんです。

 

 

ADDのお子さんは、どれだけ怒られても、
慣れた大人の言うことには従います。

 

 

嫌いな勉強でも、何時間も勉強してくれたりします。

 

 

普通の人が1時間でできることを、
3時間かかることもありますが・・・・

 

 

ADHDやADDでないからといって、
その人になんらかの障害がないわけではありません。

 

 

人はなんらか、欠けているところがあるんです。

 

 

ADDの人は、
たまたまそこに名前がつけられたにすぎません。

 

 

必要以上に、傷つく必要はありませんし、
また、自分の思いさえあれば、改善していけるということも知っておいてください。

 

 

どうしてADDになるの?

 

ADDは、ストレスによって心の病気によって起こる、
といったものではありません。

 

先天的な障害(障害以外の適当な言葉なく、好きではありませんが、この言葉を使います)になります。

 

 

ある種の神経伝達物質が不足し、
普通の人ならできることに対して、「我慢」や「持続」ができない症状だといわれています。

 

もしくは、普通の人なら気にもしない「外部情報」をいつまでも、
捨てることができず、ため込んでしまうともいえます。

 

なので、なんでそんなに疲れてるの?

 

と思えるほど疲れやすく、すぐに、ゲームなどの、
現実逃避できるものに逃げてしまい、まわりをイライラさせます。

 

一部では、
ADDは遺伝しやすいとも言われ、
両親のどちらかがADDで、子供にはそれが強く遺伝し、
子どもがきちんと育たないことで、
親自身もいらいらしてしまうこともあります。

 

 

先天的なものなので、
「完治」はできませんが、

 

人間には、「能力」と「感情・意志」があります。

 

 

普通の人がすぐに捨ててしまう外部情報を、
いつまでも記憶してしまうということは、
悪いことばかりではなく、あり得ないひらめきや発想につながることもあります。

 

「感情・意志」によって、自分の「能力」をどう使うかを決められるのが人間の良いところです。

 

 

きちんと、理解し、自分の「感情・意志」でコントロールしようとしてください。

 

 

ADDの種類
ADDの中でも、
いくつかの種類に分かれるとされています。

 

 

1、不注意型。

 

注意力が散漫で、動作が鈍い。

 

2、過集中型

 

物事へのこだわりが強く、
次のステップになかなか進めない。

 

3、火の輪型

 

イライラしやすく、
集中力がなく、注意力が散漫。
ぼーっとしやすい。

 

4、辺緑系タイプ

 

うつの症状が出やすく、
物忘れや先延ばし傾向が見られます。
睡眠障害や引きこもりがこのタイプに多いとされます。

 

5、側頭葉タイプ

 

イライラしやすく、短期。
否定的であったり、暴力的な考えをしばしばします。
原因がわからない頭痛、腹痛もみられます。

 

 

 

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