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発達障害に関する本のレビュー

 

発達障害に関するイーブック、書籍を数々読んできたひろあの、
おすすめする発達障害に関する本・書籍のレビューです。

 

 

たくさん、いい本が出ているので、
ぜひ、手に取って、子育てや自分自身の発達障害の解消に役立ててください。

 

また、発達障害に関する本を、お送りいただければ、
心からレビューさせていただきます。

 

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発達障害に関する本のレビュー記事一覧

一応ですが、ちゃんと買ってます(笑)レビューする本は、著者の方や出版社の方のためにも、手に入れることにしています。『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』のレビュー書籍データ『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』著・やまもとまゆみ 大和書房 発行日2016年10月30日『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』のレビューをしていきたいと思います。まず、3つの良かった点を挙げていき...

今回は、手に持った写真はありません(笑)『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』のレビューにいきます。書籍データ『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』著・星野仁彦 幻冬舎 2011年3月30日発達障害の診断治療の最前線にいる星野仁彦さんの、渾身の1冊です。発達障害の「今」の問題がよくわかります発達障害は、早期発見、早期治療で、かなり改善できます。保護者が、ちょっとだけ勇気を持って、発達障...

『アスペルガー症候群 就労支援編』のレビュー佐々木 正美 (著), 梅永 雄二 (監修)講談社2009年8月26日実は、2009年の本。私がこの本を読んだのは、2016年。実に、7年の差があったのですが、目からうろこが山のようにありました。発達障害の就労支援の現場は、ここまで進んでいたのかという驚きを与えてくれた本です。2009年の本なので、発達障害で就活に悩んでいる人よりも、発達障害のお子さん...

アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポートのレビューです。『アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート』著者・杉山登志郎2002年12月24日発行出版社・学研ちょっと怖い感じの表紙の、タイトルからわかる通り、真面目な本です(笑)最近、発行される発達障害に関する本は、ポップな感じが多かったので、シリアスな表紙ですね。『発達障害の子がぐーんと伸びる心と体の育て方』の表紙と比べると、よくわか...

『女性のADHD』のレビュー『女性のADHD』監修・宮尾益知講談社 2015年12月10日監修にあたっている、宮尾益知氏は、ADHDに限らず、アスペルガー症候群など、発達障害全般に通じている先生です。どんぐり発達クリニックの院長でもあるそうです。私自身も、たくさんの本や、たくさんの子供と出会う中で、女性の発達障害と男性の発達障害は、少し違うなと感じていました。この本では、そのことがよくわかります。...

『拝啓、アスペルガー先生 私の支援記録より』のレビューと感想になります。タイトル『拝啓、アスペルガー先生 私の支援記録より』著者 奥田健次出版社 飛鳥新社発行年 2014年8月28日少し変わったカウンセラーともいうべき、著者奥田氏の、発達障害児の支援の記録です。子どもたちが変わっていく様子。子どもたちよりも親が親らしくなっていく様子。必ず『希望』はあることを教えてくれる、良書です。奥田氏だからこそ...

『私は発達障害のある心療内科医』のレビュー・感想になります。タイトル『私は発達障害のある心療内科医』著者 星野仁彦出版社 マキノ出版発行年 平成25年2月26日正式なタイトルは『「いつも生きづらさを感じている人」への処方箋 私は発達障害のある心療内科医』になります。日本の発達障害に関する第一人者ともいえる星野仁彦先生の本です。そして、私の発達障害に関する見方を変えてくれた1冊。私が塾業界に身を置い...

『発達障害の改善と予防』のレビューと感想です。タイトル『発達障害の改善と予防』著者 澤口俊之出版社 小学館発行年 2016年2月1日これをレビューするか、どうか、すごく悩みました。なぜなら、この本は劇薬、だからです。著者ははじめにでこんなことを書いています。本書にしても、「発達障害に関する現実的な諸問題の対応にはこれで十分」という思いで書きました。本書は専門書ではないので、専門的な問題や議論はあえ...

『大人のアスペルガー症候群』のレビュー・感想になります。タイトル『大人のアスペルガー症候群』監修 佐々木正美 梅永雄二出版社 講談社発行年 2008年8月29日考えられ得るアスペルガー症候群の症状をまとめた本。アスペルガー症候群と知らずに大人になってしまうとどうなるかをまとめた本になります。塾からやめてくださいと言われるお子さんの大半は、「アスペルガー症候群」と思われます。彼らの難しいところは、「...

『大人のAD/HD【注意欠如・多動(性)障害】』のレビュー・感想になります。タイトル『大人のAD/HD【注意欠如・多動(性)障害】監修 田中康雄出版社 講談社発行年 2009年5月25日考えられ得る大人のADHDの症状をまとめた本。ADHDの自分を理解するためにも、まわりにいるADHDを理解するためにも読みたい1冊。どうしてあの人はあんなにも空気が読めないんだろう。どうしてあの人はあんなにも幼稚な...

『マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド』のレビュー&感想になります。タイトル『マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド』著者 福西勇夫 福西朱美出版社 法研発行年 2015年11月25日子どものころは、ちょっと変わった子。ちょっと迷惑な子。でも、なんとかなった。けれど、大人になって、上手く生きられなくなった。上司が変わって、同僚が変わって、配置転換で、生きづらくなった。そうやって、...

岡田尊司さんの『アスペルガー症候群』のレビューと感想になります。タイトル『アスペルガー症候群』著者 岡田尊司出版社 幻冬舎発行年 2009年9月30日アスペルガー症候群に真摯に向き合った、新書を超えている本です。アマゾンのレビューを見ると、賛否がある本で、そんなに偏った内容になっているのかと思って読みましたが、全くそんなことはありません。ただ、岡田氏の中で、アスペルガー症候群の短所を書いた後、バラ...

キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書) [ 日本放送協会 ]価格:842円(税込、送料無料) (2017/7/5時点)NHKスペシャル取材班の『キラーストレス』のレビューです。タイトル 『キラーストレス〜心と体をどう守るか〜』著者 NHKスペシャル取材班発行社 NHK出版発行年 2016年11月10日この本を読むと、『アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル』と『ASミラクルナビ...

沖田×華『透明なゆりかご』のレビューと感想になります。『透明なゆりかご』のレビュー本屋で見つけて、5冊すべて衝動買いしてしまいました。自身がアスペルガー症候群であると公表する沖田×華さんの作品です。このペンネームは、「起きたばっかり」に由来するそうです。沖田さんは、小学4年生の頃に学習障害、注意欠陥多動性障害、いわゆる、ADHD。中学生の頃にアスペルガー症候群と診断されていたそうです。当時はそれを...

『光のお父さん』を読んで〜家族はいつからだって再生できるという【レビュー】あなたは、『光のお父さん』という本を知っていますか?簡単に中身を話すと、これまで父親とまともに話したことがなかった息子が、父親が胃がんで入院する姿を見て、「この人が死んだとき、自分は泣けるのか?」という、自問自答から物語は始まります。そこで、ゲーム好きの父のために、ファイナルファンタジー14というオンラインゲームを買ってあげ...

『「うつ」は食べ物が原因だった!』のレビュー【発達障害に悩む人に届けたい本】今回は、『「うつ」は食べ物が原因だった!』のレビューになります。書籍データタイトル・「うつ」は食べ物が原因だった!著者・溝口徹出版社・青春出版社出版年月日・2009年6月15日まず、この本に紹介されている溝口徹先生のプロフィールを紹介します。「福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、...

『2週間で体が変わるグルテンフリー健康法』のレビュー【発達障害に悩む人に贈る奇跡の本】タイトル:『2週間で体が変わるグルテンフリー健康法』著者:溝口徹出版社:青春出版社発行年:2016年2月15日私はこの本は、奇跡の本だと思っている。これは、大げさな表現ではありません。発達障害にこういう食品は良くない系の本は、割と出ていた。この栄養素が足りないから、発達障害になるのでは?という本も出ている。けれど...

『心療内科に行く前に食事を変えなさい〜疲れた心に効く食べ物・食べ方』のレビュータイトル:『心療内科に行く前に食事を変えなさい〜疲れた心に効く食べ物・食べ方』著者:姫野友美出版社:青春出版社発行年:2010年7月10日この本を手に入れて読んだ時に、私はため息が出た。2010年には、このレベルのことがすでにわかっていて、たった、1500円ほどで、こんなに質の高い情報が手に入ったのかと・・・・それにして...

『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』のレビュー誰しもが、スマホを持つ時代です。スマートフォンが人間の脳にどのような影響を与えるのか?知っておくのは、人間の、親としての義務ではないでしょうか?タイトル:その「もの忘れ」はスマホ認知症だった著者:奥村歩発行社:青春出版社発行年:2017年7月15日正式タイトルは、「10万人の脳を診断した脳神経外科医が教えるその『もの忘れ』はスマホ認知症だった」にな...

『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』のレビュー本との出会いがあなたを救うタイトル:うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった著者:藤川徳美出版社:光文社発行年:2017年7月20日著者である藤川徳美先生は、2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島にあります)を開院されています。そこでは、もちろん、薬を使った医学的なアプローチと、栄養学的なアプローチをされている先生だそうです。私も含めて、...

愛着障害〜子どもたちの心に闇をつくってしまう家族とは??タイトル:愛着障害〜子ども時代を引きずる人々著者:岡田尊司出版社:光文社発行年:2011年9月20日2016年12月5日 31刷こういう系統の本が、31刷まで刷られるのは、けっこう異例だと思います。岡田尊司さんの本というのは、少し文学的な匂いのする作品が多くて、その理由が分かった気がします。愛着障害の例として、過去のいろんな文豪の例が出てきま...

医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣のレビュータイトル:医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣著者:宮島賢也出版社:中経出版発行年:2012年9月25日本の内容も素晴らしいんですが、精神科の医者が「薬」を使わずに、「うつ」を脱出した。さらに、薬で「うつ」は治らない。とはっきり言ってしまった、かなり、衝撃的な本でした。自分自身が「うつ」になったおお医者さんが、自分がどように...

『女性のアスペルガー症候群』のレビュー書籍データタイトル:女性のアスペルガー症候群著者(監修):宮尾益知出版社:講談社発行年:2015年3月10日私はこの本を読むまで、ADHDやアスペルガー症候群といった、発達障害の中で名前がつけられているものは、症状が1つだと思っていました。AかつBかつCという条件を満たせば、それは、「発達障害」の中で、ADHD、アスペルガー症候群といった、そういう名称をつけら...

『お医者さんがつくった妊娠・出産の本』を読んで先日、『お医者さんがつくった妊娠・出産の本』というのを手に入れました。私も、そろそろ子どもが欲しいので、参考にさせてもらっています。これは、妊娠がわかると、無料で配布されるみたいですね。インターネット上でも、無料でアップされている本&電子書籍になります。電子書籍といっても、PDFなどの形式になっているのではなく、インターネット上のサイトの記事としてアッ...

『会社の中の発達障害』のレビュー&感想【けっこう本音】私が尊敬する星野仁彦さんの新刊、『会社の中の発達障害〜いつも嫌なことを言う上司、いつも迷惑をかける部下〜』を手に入れました。早速、読んでみたレビューと感想を書きたいと思います。書籍データタイトル:『会社の中の発達障害〜いつも嫌なことを言う上司、いつも迷惑をかける部下〜』著者:星野仁彦出版社:集英社発行年:2017年9月10日やはり発達障害がわか...

【長生きしたけりゃパンは食べるな】〜発達障害改善のためのグルテンフリーの入門書グルテンフリーのための入門書。それが、【長生きしたけりゃパンは食べるな】です。著書データタイトル:『長生きしたけりゃパンは食べるな』著者:フォーブス弥生 監修:稲島司出版社:SBクリエイティブ株式会社出版年:2016年11月15日名前が衝撃的、インパクト狙いなので、グルテン食べるな!食べたら死ぬよ!みたいな、極端な思想の...

岩波明先生の『発達障害』のレビュー〜知ることは受容すること。発達障害とは何か?現代の日本が抱える日本の問題とは何か?発達障害の問題に真摯に向き合ってきた著者の、発達障害を広く深く知るうえで、大切な1冊と言えます。特に紹介したいのが、この本の最後のところです。「本書では成人期の発達障害を中心に述べてきたが、児童期にADHDやASDの症状を示しても、軽症で問題行動がみられない場合は、見逃されていること...

『子どもの脳を傷つける親たち』のレビュー〜親の言葉で子どもの脳の成長は止まります。書籍データタイトル:子どもの脳を傷つける親たち著者:友田明美出版社:NHK出版発行年:2017年8月10日今回ご紹介するのは、『子どもの脳を傷つける親たち』になります。もうすでに、私がこのサイトで紹介している、『アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル』を手に入れた方は、発達障害の問題が、単に遺伝とか個性とか、発達...

『アスペルガーですが、妻で母で社長です。』のレビューアズ直子さんの著書、『アスペルガーですが、妻と母で社長です。』のレビューになります。タイトル:アスペルガーですが、妻で母で社長です。著者:アズ直子出版社:大和出版発行年:2011年5月18日私は何度も何度もこの本の冒頭を読ませていただきました。とてもいい言葉。そして、真実の言葉。私たちはここから逃げてはいけないと思います。『「アスペルガーのこの人...

内山葉子さんの『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』のレビュー・お子さんの発達のためにも・・・・内山葉子さんの『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』のレビューになります。3週間で体が生まれ変わる、というサブタイトルがつけられています。さて、この本の帯には、こんな文章が書かれています。パンは腸と脳をこわす!牛乳は骨と血管を弱くする!乳ガン患者はパンと牛乳が大好き内臓脂肪が激減!アトピー、鼻炎が改善!子宮筋腫...

『モテたい脳、モテない脳』レビュー書籍データタイトル:モテたい脳、モテない脳著者:澤口俊之 阿川佐和子出版社:KKベストセラーズ発行年:2003年5月14日発達障害は、脳機能障害だ!と声高に言って、「治らないんだから、理解して!」という内容の文章を、ツイッターのツイートで見たことがあります。発達障害は、脳の機能障害、これに対して私も反論はありません。だけど、発達障害について、どれだけの人が学ぼうと...

『脳はバカ、腸はかしこい』レビュー<日本で発達障害が増える理由がわかる1冊>著書データタイトル:『脳はバカ、腸はかしこい』著者:藤田紘一郎出版社:三五館発行年:2012年11月4日まず、この藤田紘一郎先生ですが、東京医科歯科大学の名誉教授であり、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学の先生です。そして、タイトルにもあるように、ちょっと変わった、そして、パワフルな先生です。発達障害の治療なり、改善方法が、ま...

『甘いもの中毒』のレビュー書籍データタイトル:甘いもの中毒〜私たちを蝕む「マイルド・ドラッグ」の正体著者:宗田哲男出版社:朝日新聞出版発行年:2018年1月30日この本は、基本的には、発達障害そのものに対する言及はありません。あとがきに、少し触れているくらいです。多動性障害など、糖質の過剰摂取を問題とする専門家もいます、と、さらりと触れています。藤川徳美先生の本に、宗田哲男先生のことが紹介されてい...

『夫婦の危機は発達障害が原因かもしれない〜離婚を考える前に読むカップルセミナー入門〜 』のレビュー書籍データタイトル:『夫婦の危機は発達障害が原因かもしれない〜離婚を考える前に読むカップルセミナー入門〜 』著者:宮尾益知 滝口のぞみ出版社:河出書房新社発行年:2017年8月30日アスペルガー症候群の旦那を持ち、なんとか持ちこたえている奥さんに寄り添った本。それが、夫婦の危機は発達障害が原因かもしれ...

スタンフォード式最高の睡眠のレビュー|認知行動療法と発達障害書籍データタイトル:スタンフォード式最高の睡眠著者:西野精治出版社:サンマーク出版発行年:2017年3月5日発達障害の改善に欠かせないのが、睡眠食事家族との関係この3つの改善です。発達障害の症状が強く出てしまっている人は、発達障害のせいもあるのですが、この3つのどれか、もしくは、すべて上手くいっていないことがほとんどです。ある程度、大人に...

医者が教える食事術〜最強の教科書・20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68のレビューです!医学博士の牧田善二先生の本です。かなりたくさんの本を出されていて、私が牧田先生を知って、本を買ったのは、この本がはじめてです。著書データタイトル:医者が教える食事術〜最強の教科書・20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68著者:牧田善二出版社:ダイヤモンド社発行年:2017年9月22日私は昔、本屋で...

『活かそう!発達障害脳』のレビュー|発達障害が治るということがわかる本発達障害が治るというのはどういうことかが、実証的研究でわかるようになっています。何度も読んでボロボロになってしまった本。私が、発達障害が治ると言い切るのはこの本に出会ったことも大きいです。タイトル:活かそう!発達障害脳〜「いいところを伸ばす」は治療です。著者:長沼睦雄出版社:花風社発行年:2011年6月26日発達障害とは何か。発...

病気にならない15の食習慣のレビュー〜発達障害の常識にとらわれないで〜今回は、『病気にならない15の食習慣』という本をレビューします。これも、発達障害に直接かかわる本ではありません。けれど、何冊も本を読んできた私は、発達障害そのものの本よりも、こういった本をたくさん読む方が、何倍も実践的で役に立つと思っています。書籍データタイトル:病気にならない15の食習慣〜楽しく生きる長寿の秘訣〜著者:日野原重...

最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門のレビューついに出ましたね。発達障害と食事の関係、どうして、食事を改善することで発達障害が改善するのか?実は、食事の改善は発達障害だけを直接治しているわけではありません。溝口徹先生のこの本の28ページに、溝口徹先生自身がこのような言葉でつづっています。私の中で、「オーソモレキュラーは、人が本来持っている機能をサポートする、すばらしい治療法である」という確信を...

子どもの発達障害に薬はいらないのレビュー・感想になります。タイトル:『「子どもの発達障害」に薬はいらない』著者:井原裕出版社:青春出版社発行年:2018年5月15日発達障害は先天的な病気で治らない、という言葉の持つ光と闇。発達障害は、先天的な要素が強いことは、わかっています。けれど、だから、「治らない」ということに、論理的なつながりはありません。一見、正しそうなだけです。先天的なものだから、治らな...

『脳からストレスを消す技術』のレビュー・感想となります。書籍データタイトル:脳からストレスを消す技術〜セロトニンと涙が人生を変える著者:有田秀穂出版社:サンマーク出版発行年:2008年12月25日『脳からストレスを消す技術』のレビューと感想になります。脳の仕組みがわかる1冊となっています。2008年、今から10年以上前の出版物ですから、こういった本の発達障害への言及はありません。うつ病や不眠症とい...

『食べてうつぬけ』のレビュー・精神科医の書いた食事とココロの優しい本でした。お子さんの発達障害で悩む、もしくは、お子さんの発達のことで悩む、そういった親御さんにひとりでもおおくであってほしい本です。基本的には、うつ産後うつ統合失調症パーソナリティ障害といったものなんですが、この本には、大人のADHD(のような症状)子どものASD(自閉症スペクトラム障害)の改善事例が載っています。非常にわかりやすい...

『脳を活かす子育て術』のレビュー書籍データ『0歳からの宝探し 脳を活かす子育て術』著者 茂木健一郎 須藤珠水出版社 PHP発行年 2010年7月2日茂木健一郎さんの『脳を活かす』シリーズですね。緑の本から、シリーズを経るごとに、あの緑本ほど売れていないと思いますが、中身は断然よくなっていると思っています。私は、発達障害のお子さんと接する機会が多いのですが、よく感じることは、「なんで、そんなこともで...

発達障害を治そう!子ども発達障害を治してあげたい、親である私がなんとかしてあげるからね!そう思ったあなたに最初に読んでほしい本です。書籍データタイトル:『芋づる式に治そう!発達凸凹の人が今日からできること』著者:栗本啓司+浅見淳子出版社:花風社発行年:2015年2月23日帯にはこうあります。「”発達障害は治らない”とあきらめなくていいのです。治しやすいところから治していけばいいのです。」と、これは...

花風社さんの最新刊(2018年の11月のこの記事を書いている時点で)になります。人間のアイダで、どの子も生きられるように。そう願う花風社の浅見淳子さんの想いがつまった1冊だと思います。書籍データタイトル:『自傷・他害・パニックは防げますか?〜二人称のアプローチで解決しよう!』著者:廣木道心+栗本啓司+榎本澄雄+浅見淳子出版社:花風社発行年:2018年10月23日私自身、発達障害のお子さんと接すると...

子どもの病気は食事で治す〜何度でも読み直したい子どもと食事への提言!子どもの食事によって、子どもの病気が治るとしたら・・・・それをあなたは信じることができますか??書籍データタイトル:子どもの病気は食事で治す〜体質と発達にあわせた食養生と酵素食著者:内山葉子出版社:評言社発行年:2014年9月1日私のサイトでは、先に内山葉子さんの『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』をレビューしています。この本は・・...

読み進めるたびに、読むのがつらくなってしまった本でした。書籍データタイトル:『治ってますか?発達障害』著者:南雲明彦・浅見淳子出版社:花風社発行年:2015年7月21日発達障害は治る、にこだわる花風社さんの本です。この本は、治るためのハウツー本というよりも、治るためのマインドセットという本だと思います。まず、読んで驚いたのが、南雲さん自身が学習障害で、字を読むことに「難」があること。だけど、本を読...

きちんと疲れると、疲れない体が手に入る!書籍データタイトル:『スタンフォード式疲れない体』著者:山田和夫出版社:サンマーク出版発行年:2018年5月30日こんなことを聞いたことがありませんか?発達障害の方は疲れやすい、と。でも、こんなことも聞いたことがありますよね。発達障害の方は過集中になりやすい、と。結局、どっちなの?ってなりませんか?これは、神経の伝達が上手くいってないという証拠です。発達障害...

脳の特徴・特性を知ることで、お子さんの発達のサポートがしやすくなります。タイトル:『アタマがみるみるシャープになる!!脳の強化書』著者:加藤俊徳出版社:あさ出版発行年:2010年3月19日発達障害とは脳の機能障害である。そう言われて長いと思います。そうではないという見方が出てきても、ほとんどの人は「脳の機能障害」思っている。だけど、誰も脳のどういう状態が「脳の機能障害」なのかは考えていません。私は...

アマゾンでレビューの評価が高かった『体のゆがみの9割は自分で治せる』を買いました。新しい発見とノウハウがたくさん詰め込まれている良書でした。書籍データタイトル:『体のゆがみの9割は自分で治せる』著者:丸山晴嗣出版社:セルバ出版発行年:2018年2月22日発達障害のお子さんが感覚過敏を持っていることは知られるようになりました。視覚聴覚嗅覚そして、その感覚が鋭いと目に痛い、耳に痛い、鼻に痛い、という【...

『毒だらけ〜病気の9割はデトックスで防げる!』のレビューになります。これを読むと発達障害というのは【免疫障害】もしくは、【免疫機能障害】ともいえるかもしれないと思います。書籍データタイトル:毒だらけ〜病気の9割はデトックスで防げる!著者:内山葉子出版社:評言社発行年:2018年1月20日これをちゃんと読んだのは、2019年の1月でした。正直、もっと早く読んでおけばよかったです。内山葉子先生は、20...

藤川徳美先生のうつ消しごはんのレビューです。うつパニックの本に比べると、具体的でより実践的な内容になっています。書籍データタイトル:うつ消しごはん著者:藤川徳美出版社:方丈社発行年:2018年11月15日ただ、持ってはいたんですが、私はこの『うつ消しごはん』をなかなかレビューする気にはなれませんでした。内容が良くないとか、効果がないからではありません。実践されている方を見つければ、ほとんどの方はプ...

『食事で良くなる!子供の発達障害』のレビューになります。『うつ消しごはん』のヒットで有名な藤川徳美先生と家庭科料理研究家のともだかずこさんの共著になります。書籍データタイトル:たんぱく質と鉄分不足が子供を蝕む『食事で良くなる!子供の発達障害』著者:ともだかずこ監修:藤川徳美出版社:マキノ出版発行年:2019年3月10日やっと出てくれましたね。タイトルに発達障害が食事で良くなる!そうズバリ書いてくれ...

『発達障害は栄養で良くなる』のレビュー|サリー・カークさんの本気が伝わる本です!かなり前に手に入れていたんですが、レビューが遅くなりました。サリー・カークさんの『発達障害は栄養で良くなる』です。まずは、書籍データから。タイトル:発達障害は栄養で良くなる〜新時代に希望をもたらす未来医療〜著者:サリー・カーク監修:内山葉子訳者:石原まどか出版社:ヒカルランド発行年:2019年3月11日やろうと思えばこ...

『スタンフォード式最高の睡眠』の西野精治先生の書くもう1つの睡眠の話。という感じの本です。書籍データタイトル:スタンフォード大学教授が教える熟睡の習慣著者:西野精治出版社:PHP発行年:2019年1月29日169ページの記述をそのまま引用させていただきます。『成長過程の子どもに睡眠障害、眠りのトラブルがあると、脳の発達に異変をもたらすことがあります。イライラしたり、キレやすかったり、授業中、ちゃん...

『<正常>を救え』のレビュー〜DSM作成者が伝えたかったこととは?デューク大学医学部名誉教授であり、DSM−Wの作成委員長であるアレン・フランセスさんのDSM−5への想いが詰まった一冊。自分のつくった「W」が変わってしまったちょっと未練がましいところはありながらも、V〜W〜5までの精神医学の変遷がわかるのは面白いですね。書籍データタイトル:『<正常>を救え〜精神医学を混乱させるDSM−5への警告』...

『神話のマネジメント』のレビュー〜親子の間の本当のこと。発達障害のお子さんのいろいろな問題を乗り越えるうえで、必ず知っておきたいことがここには載っています。この『神話のマネジメント』はカテゴリーとしてはビジネス書ですが、人の生き方を示してくれる本です。社会で生きている限り、どんな立場の人もビジネスパーソンといえます。社会で生きることと心の問題。これは切っては切れないんですね。今はわからないかもしれ...

自閉症革命のレビュー|子どもたちと向き合うと自然と生まれる感情今回は、マーサ・ハーバートさんの『自閉症革命』を紹介したいと思います。まずは、書籍データから。タイトル:自閉症革命著者:マーサ・ハーバート、カレン・ワイントローブ監訳:白木孝二出版:星和書店発行年:2019年6月15日(2012年に出版されたものの日本語訳)発達障害のお子さんだけではなく、私は自分が見ているお子さんが私のいる塾や私という...

『NEURO〜神経発達障害という突破口〜』のレビューこの本は花風社の浅見さんが書かれたもので、専門的な内容ながら非常に読みやすい1冊になっています。書籍についてタイトル:NEURO(ニューロ)〜神経発達障害という突破口〜著者:浅見淳子出版社:花風社発行年:2019年3月22日まずは、あとがきから読んでほしいなと思います。あとがきの一部を引用させていただきます。『だからいつかは判断基準が変わるかもし...

『発達障害でも働けますか?』レビュー・その1『欲しかった1冊』こちらは、アメブロに掲載した前編です。https://ameblo.jp/hiroahattatsu/entry-12537460564.html少しレビューが長くなるので、前後編にわけます。私が教師をしていたころ、東大の佐藤学先生が「学びの共同体」という授業方法を提唱していました。今はおそらくあるところではさらに進化していたり、研究が...

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