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発達障害全般について

発達障害の基礎知識について、サイト管理人が調べたことをここに載せています。
発達障害は、ここ10年、20年で一気に研究が進んだ分野だといわれます。

 

『私は発達障害のある心療内科医』著・星野仁彦 マキノ出版
(平成25年2月26日)

 

によれば、検査や研究に対する偏見も強く、
血液検査ですら、まわりに認められなかったそうです。

 

そういった研究されている方の努力により、
少しずつ認知されてきているようになっているのが発達障害です。

 

すべて正しいことを伝えられるかわかりませんが、
管理人が考えたり、調べて知ったこと、そのすべてを載せていこうと思います。

 

発達障害全般について記事一覧

私は現在、塾の教室管理をしていますが、時々、実際に教えたりしますが、その中で、発達障害と診断を受けたお子さん、家族は、みんなすっきりした顔をしていました。発達障害のADHDやアスペルガー症候群は、脳の機能障害であり、本人の努力が足りないわけでも、家族の育て方が悪いわけでもありません。先天的なもの、そして、多くの人が同じように苦労している。それを知るだけで、すっきりするのだ、ということを言っていまし...

発達障害についてまずは、人の発達する能力について見ていきます。「立つ」「歩く」といった、「粗大運動」と呼ばれる動物としての基本的な運動から・・・・「微細運動」(裁縫やプラモデルなどの細かい動き)「言語能力(コミュニケーション能力」(話すだけではなく、相手の気持ちや意図を汲み取りながら聞く能力も含む)「社会性」(対人スキル、場の空気にあわせて、どう行動するかを選択する能力ともいえそうです)「学習・認...

発達障害の支援センターってどんなことをしてくれるの??各都道府県に義務付けられている発達障害支援センターの設置。では、実際にどんなことをしているのか?発達障害支援センターは主に、5つの仕事をしていると思ってください。1、相談2、訪問相談3、就労支援4、啓発活動5、情報発信の5つです。一緒にしていたり、より細かく分けているところもありますが、基本はこの5つだと思ってください。それでは、5つの活動を見...

発達障害とは?今の発達障害は、脳の機能障害指します。発達障害は、本人の努力が足りないなどの本人の性格に起因するものではなく、あくまで、脳機能の発達が遅れたり、スムーズに機能しないことによるものです。脳の機能障害なので、親からの遺伝的要素が強く、現在では、家族そろっての発達障害の治療をしないと、効果がない、とも言われています。発達障害は、本人だけの問題ではなく、家族・家庭の問題です。発達障害はどうや...

発達障害の子はどうしてすぐに寝てしまうのか?発達障害の子は、よく寝ます。しかも、寝てはいけない時に。それは、発達障害の人が普通の人よりも、3〜5倍の感情の量を処理しているからです。ADHDやアスペルガー症候群の子は、刺激に弱いと言われます。刺激に弱いというのは、皮膚をつねられたときに、痛みを感じにくい、ということではありません。普通の人が、1の痛みを感じるなら、3〜10の痛みを感じているのです。も...

みんなが発達障害なんです。って信じられますか?実は、生き物すべてが、何かしらの「発達障害」を抱えています。生物の進化の歴史っていうのは、実は、「できない」ことが良かったりするんです。例えば、恐竜の時代を考えてみますね。恐竜は、どんどん大きくなるという進化をしました。肉食恐竜に食べられないために、大きくなったというのが定説です。でも、生き残ったのは、「大きくなれなかった」恐竜=今の鳥たちです。あの時...

発達障害を改善させるなら早期治療が最もいい理由とは?食事の改善と療育でかなり脳機能の改善がはかれる子どもの脳は、細胞分裂も活発で、修復能力が高く、生まれたときに、ハンデを背負って生まれたとしても、脳の活性化のさせ方によって、改善をはかることができるようです。このことは、『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』著・星野仁彦 幻冬舎 2011年3月30日 発行の52ページから53ページにこのことが...

発達障害改善の基本知識「食材は旬のものを」発達障害を持つ人が何歳であろうが、発達障害を改善させる方法の1つが旬の食材を食べる、ということです。もちろん、食べていいものと食べないほうがいいものがあるので、その詳細は、「発達障害改善マニュアル」に譲るとして、なぜ、旬のものがいいのか、まずは、「旬の野菜」について書きたいと思います。発達障害を持つ人が、ADHDだろうが、アスペルガー症候群だろうが、その症...

発達障害の子はどうしてすぐに寝てしまうの?発達障害の子は、よく寝ます。しかも、寝てはいけない時に。それは、人よりも、3〜5倍の感情の量を処理しているからです。ADHDやアスペルガー症候群の子は、刺激に弱いと言われます。刺激に弱いというのは、皮膚をつねられたときに、痛みを感じにくい、ということではありません。普通の人が、1の痛みを感じるなら、3〜10の痛みを感じているのです。もちろん、痛みの許容量自...

最近の研究によると、後天的発達障害と呼べるものが注目されている。実は、先天性の発達障害よりも、後天的発達障害のほうが重症化しやすいとも言われています。ソースはここ後天的発達障害について小学校くらいまでは、クラスに馴染めていた、というか、人気があるほうだったのに、中学校〜高校に行くにつれて、どんどん「浮いて」いく。という子どもたちを何人も見てきて、私は2つの可能性を考えていました。1つ目は、年齢が上...

発達障害の指導を学校に頼ってはいけない発達障害の指導を学校に頼ってはいけないという話です。発達障害児の指導を、学校に期待しても無駄です。よく知っている先生にうまくあたって、上手に対応してもらえたら、ラッキー!くらいに思っておきましょう。とある、私の知り合いの高校の先生に聞いた話です。これは、1つの例として、捉えておいてください。その高校は私立高校で、大学の附属高校であり、普通に過ごしていれば、その...

発達障害で怖いのは「グレーゾーンに気づいてあげられないこと」発達障害で怖いのは、発達障害と診断されることではありません。グレーゾーンなのに、発達障害だと診断されないことです。発達障害だとはっきり診断されたほうが、楽なくらいです。就労支援もそうですが、はっきりハンデがあったほうが、手厚いサポートが受けられます。私の弟も数年、引きこもりをしましたが、そのおかげといえばいいのか、国の援助金の申請も通り、...

現役塾講師が見た発達障害が重症化する親御さんの特徴を3つにしました。本やイーブックには書かれていない、私独自の意見が多い記事です。読んでいてつらい方は、読まないようにしてください。私は、教育業界に、10年以上身を置いています。はじめの5年ほどは、発達障害のことなどほとんどわかりませんでした。ただ、変な子がいる、ただ、大人しくできない子がいる。くらいの認識でした。しかし、発達障害という言葉を知り、A...

モンスターペアレントになってしまう発達障害者の人たちモンスターペアレントは、今では、そんなに取り上げられることもありませんが、一時期、社会的に問題になりました。その時は、わがままな親、社会を知らない親、というだけでしたが、星野仁彦氏によると、その根底には、発達障害がある、というのです。2011年に発行された、星野仁彦氏の本『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』当サイトでもレビューしています。...

私が塾講師をしていて、驚いたことがあります。それは、この子、しゃべるの遅かったんですよね、とか、軽度の知的障害かもしれない、とか、実は過去に言われたことがあった・・・・というお子さんほど、いいお子さんの場合が多かったんです。もちろん、ダメなケースもありました。この、実は小さいころに、発育が遅れていたり、発達障害かもしれない、そんな風に言われたお母さんの取った行動に秘密がありました。それは、発達障害...

食べ物で精神疾患を治す医師があらわれてきている。最近は、食べ物が脳に与える影響が、知られるようになりました。最近、こんな本を読みました。『「うつ」は食べ物が原因だった!』(溝口徹 青春出版社 2009年6月15日)この溝口徹先生は、辻堂クリニックを1996年に開設。さらに、2003年に、日本初の栄養療法専門クリニックの新宿溝口クリニックを開設。栄養学的なアプローチで、精神疾患の治療にあたっている方...

甘いものが、発達障害を悪化させているかも・・・・私が、塾の教室管理をし始めて、最近の小学生、中学生は、頭痛腹痛めまい立ちくらみなど、そういうことを日常的に経験している生徒が増えているなと感じていました。よく世間で言われているように、子どもが外で遊ばなくなって、弱くなっている。といったような言説を、そのまま信じていました。でも、昨日、元気だった子が、急に元気がなくなったり、「え?」ってことが増えてき...

子どもの発達障害よりも、子どもの二次障害のほうが怖いという話星野仁彦さんの本をはじめとした、発達障害に関連する本を読んでいると、ADHD、アスペルガー症候群、LD(学習障害)などの軽度発達障害と呼ばれる人たちは、二次障害を引き起こしやすいと言われます。二次障害っていうのは、抜毛症などのチック症状や、うつ、引きこもり、それに、犯罪などの反社会的行動を指します。その理由をここでは解説していきたいと思い...

発達障害の負のスパイラルとは?発達障害の負のスパイラルを止めてください。発達障害を真に癒せるのは、家族だけです。もちろん、医師、コンサルタント、NPO団体、発達障害支援センター、学校の先生、といった支援をしてくれる人を頼ったり、アドバイスを受けたり、そういうことが必要になることはあります。でも、基本は、家族なんです。大人で、1人暮らしをしていて、と言う方は、自分一人で発達障害を改善させていくことは...

意外に知られていない!?親のせいで発達障害になる子発達障害をつくる親の口癖・行動ベスト3発達障害は、脳の機能障害であり、親のしつけ・育て方は関係ない、という声があります。一方で、家庭の機能不全が、発達障害を助長させる、という意見も多々あります。まずは、ここの違いを整理しておきましょう。たとえば、小学校の高学年になっても、忘れ物が多いお子さんがいたとして、幼稚園・保育園や、小学校低学年までの自分の育...

ADHDアスペルガー症候群自閉症多動性場面に関係なく、動き回ってしまう。多動性その場の状況やルールが理解できないときに、動き回る。多動性やるべきことがわからないと不安で動いてしまう。不注意性気が散りやすい。1つのことに集中できる時間が短い。不注意性好きなことには熱中できる。興味のないことにはやる気が持続しない。不注意性自分が興味のないことには無関心。結果、やる気がないように見える。衝動性待つことが...

徐々に発達障害へと子どもを蝕んでいくサイレントネグレクトサイレントネグレクトこれは、この管理人ひろあの造語です。教育業界に10年以上おり、そして、発達障害を勉強して、実際にそのようなお子さんと接するうちに、発達障害は【親が作るもの】という認識が強くなりました。そして、発達障害の症状が重くなってしまうお子さんの特徴というのは、実は、親による「ネグレクト」それも、パッと見では、「ネグレクト」に見えない...

気をつけたい発達障害の子どもの口癖〜勉強の意味ある?私も教育業界にいて、10年が経ちます。教師も経験し、塾講師を経験し、この業界にいると、科学的な根拠はないけれど、こういった口癖の子に、発達障害が多いというのがわかってきます。そして、気をつけたい口癖が、この「勉強の意味ってある?社会に出ても、使わないのに」です。冗談で言う子もいるので、その辺の見極めは厳しいんですが、割と本気で言っている場合は、気...

発達障害を言い訳にしないでほしいんです。私が塾という仕事で出会う発達障害のお子さんを持つ(診断を受けて、親子ともに自覚がある場合)お母さんには、2通りあります。人生を楽しそうに生きているお母さんと、あらゆる不幸は自分が背負っているという雰囲気を出すお母さん。この2通りです。私は以前の記事でも書きましたが、発達障害の症状が重いお子さんは、100%お母さんのことが嫌いです。おそらく・・・・お母さんも、...

「授業中しゃべっちゃう」この言葉には注意してください。あなたのお子さんにこんな口癖のお子さんはいませんか?「宿題がわかっていても出せないお子さんの話」はこちらでしました。今回は、授業中に「しゃべっちゃう」お子さんの話です。学校の家庭訪問や、三者面談、もしくは、塾の親子面談で、「学校の授業中のおしゃべりが目立ちます」と再三言われるようだと、発達障害の可能性があります。そんなに素行的には悪い子ではない...

こんな口癖には要注意です。あなたのお子さんにこんな口癖のお子さんはいませんか?お父さん、お母さんが、「学校の宿題は終わったの?」もしくは、「学校の宿題は出したの?」と聞くと、「出したいけれど、なくした」「学校でどっかいった」「やらないといけないってわかってるけれど、やる気が出ない」といった、だらしない発言を小学校の高学年から中学生以上のお子さんがしているなら、そのお子さんは、発達障害の可能性が大で...

発達障害のお子さんからあなたのお子さんを守るたった1つの方法発達障害の人は、発達障害の人と共振するといわれています。オカルトな話なので、信じない人もいると思いますが・・・・と、注釈がつくのですが、少なくない書籍で、それに近いこと、また、堂々と「発達障害の人は発達障害の人同士で、会話しなくても結びつきあう」とする書籍もあります。そして、私はこれを支持しています。というか、事実です。発達障害の子は、発...

発達障害のお子さんを持ったお母さんへ〜気をつけてほしいたった1つのことこの話は、発達障害のお子さんを持ったお母さんへ向けた話です。これは、本やイーブックを読んで得た知識でもありますし、私の実体験に基づく話しでもあります。私も数百人以上の子ども、そして、その親の皆さんを見てきて、子どもがすくすくという表現がぴったりに育っているご家庭と、そうではないご家庭の差がわかるようになってきました。その差は、こ...

子どもの発達障害を見抜くコツ〜私が見てきた発達障害の子の特徴私がたくさんのお子さんを見てきた中で、発達障害の疑いのあるお子さん、発達障害とは診断されないかもしれないが、軽度発達障害、もしくは、発達障害グレーゾーンと呼ばれる子の特徴を、書いていきたいと思います。以下の10項目のうち、1つでも当てはまると、発達障害の疑いがあります。(病院では診断されないかもしれません。)生きづらさを感じているようなら...

発達障害グレーゾーンの子の特徴発達障害グレーゾーンといっていますが、発達障害と診断されることもありますし、されないこともあります。しかし、下記のどれかに当てはまるようなら、発達障害があると思い、改善を目指していくほうが賢明です。今、問題になっている大人の発達障害は、中学校、高校、大学で見えていた「幼稚性」が問題になることが多いからです。では、人によっては「幼稚」に見える以下の10項目について書いて...

【発達障害改善への近道】あなたはこんなことを思っていませんか?発達障害は治らない。だって、病院に行って、一度は薬までもらったのに、治っていないんだから。私はこういうお父さん、お母さんを見ると、ため息が出ます。というか、嫌いです。発達障害のお子さんを持つことは、本当に大変だと思います。なのに、こんなことを書いてしまい、申し訳ないと思っています。お子さんが、ADHDだ、アスペルガー症候群だと言われ、傷...

発達障害とは、治る、ものではなく、治す、もの。以前、このサイトで、栗原類さんの東洋経済オンラインの記事を紹介しました。栗原類さんの記事そこでは、栗原類さんが、自身の発達障害に苦労しながらも、自分でその改善に向けて努力していること、発達障害を言い訳にせずに、自分の生きたい道を進んでいること。を、記事として紹介しました。私が、発達障害のことを学び始めて、本を何十冊と読み、情報商材と呼ばれる、高額な電子...

発達障害の治療・改善には2つの方向があるって知ってましたか?発達障害の治療と改善には2つの方向があります。1つは、脳機能の改善を目指すことこれは、体のトレーニングや食事の改善などを通して、脳機能をできる限り、普通の人と同じまで高めようとする方法です。2つは、日常生活に支障がないようにすること根本的な治療ではなく、会社で、人と話すときは、まず「すいません」をつける。人の目を見て話す。誰かを怒らせてし...

発達障害者のがんばるところはそこじゃないと周りの人に知ってほしいこと発達障害者と診断された方が、頑張らないといけないことはなんでしょうか?どうも、頑張るという言葉には、嫌なことでも、石のように我慢して、耐えに耐える、というイメージがありませんか?そんなものは、頑張る、ではありません。自分が手に入れたい未来のために行動することを、私は、頑張る、ということだと思っています。発達障害と診断された子をお持...

発達障害を取り巻くいろいろな問題とは??1、全ての人がなんらかの脳障害による発達障害を持っている事実よく「個性」という言葉を耳にしますが、どの人も、あれはできるけど、これはできない。これは人よりできるけど、あれは少し苦手。ということがあると思います。生物の不思議ですが、実は、生物というのは、遺伝が完ぺきな状態で伝わらないそうなんです。どこかに欠陥があって、それはどんなに優秀な遺伝子とされるものでも...

発達障害を改善しないとどうなるの?発達障害を改善しないまま大人になるとどうなるのか?最悪、死にます。これは、脅しでもなんでもありません。発達障害があるとうつを発症しやすいことはわかっており、うつのたどり着く先は自殺ですよね。また、女性の発達障害をお持ちの方は、性犯罪に巻き込まれやすく、こちらも、最悪の場合に、「殺されてしまう」という危険性があります。発達障害を理解しよう、発達障害は個性として捉えて...

発達障害を治療する3つの柱とは??発達障害の治療は、3つの柱があります。1、病院・支援センターなどの公的支援病院を、公的支援と呼ぶかは微妙なところですが、徐々に、病院だけ、支援センターだけ、という流れにならずに、病院と公的支援センターと、相互で補助しながら、治療する流れになっていきます。2、療育家庭内の治療です。食事や社会に出てから学ぶことを培ったり、性教育を行ったり、病院や支援センターの医師や職...

さて、今日は、知識に投資する大切さを2人で考えていこうと思います。よろしくお願いします。早速ですが、ひろあさんは、どれくらいの発達障害関連の本や資料をお持ち何ですか?写真を撮ったよ。あとは、こういったイーブックも持ってる。今、家に置いているのは、これくらいかな。100冊以上は読んできたと思うよ。1冊1200円と統一すると、12万円ですか・・・・それに、このイーブック2冊も買うとなると、15万円以上...

《孤独》や《家族崩壊も》・・・・【発達障害の怖さ】について、です。気づけば、みんなに嫌われている【発達障害】の怖さです。発達障害の怖さ、それは、サイレント性にあると思います。本人は気づかないうちに、まわりに嫌われていっているということです。もしくは、まわりも気づかないうちに、発達障害のお子さんによって、不幸になってしまっているというこです。たとえば、年に何回かニュースになりますが、身内同士のトラブ...

子どもの発達障害はなぜ悪化する?星野仁彦さんの本などを読んでいると、発達障害の親を持つお子さんの発達障害は、ほとんどの場合で、「悪化している」という意見に出会います。星野仁彦さんは診療内科医です。家庭内ではどうしようもなくなって、星野仁彦先生に助けを求める。そんな家族も多かったでしょう。だから、発達障害が悪化している、という家族ばかり見ている可能性もあります。ですが、私も塾という子どもとたくさん接...

発達障害の何を治せばいいのかわからない方へ。私もたくさん質問をいただきますし、みなさんが困る発達障害のことの1つが、「何を治せばいいの?」というところです。発達障害があるはずなのに、お医者さんから、「気にしなくていい」と言われたという経験を持つお母さんは少なくありません。私もこのサイトから、または、今の仕事の現場で直接お母さん方から相談を受けることがあります。「この子、発達障害があると思うんですけ...

机で寝てみる〜発達障害の子の気になること【睡眠障害】発達障害のお子さんで、最も心配なことは、【睡眠障害】です。この夏、少し時間があるときに、私や、私の勤めている教室のアルバイトの大学生の塾講師に、机に突っ伏して寝る、ということを実験してみました。机で突っ伏して寝る。いったい、どれくらい寝られるものなのか。やってみると、15分から長くても20分くらい眠ると、みんな「ギブアップ」しました。身体のどこか...

発達障害の怖さ〜徐々に差が広がり、あり得る未来が減っていく発達障害の怖さといえば、上手く発達障害を改善させていかないと、お子さんが犯罪に手を付ける可能性が出てくる。そういうことがよく言われます。そして、これは事実です。発達障害の治療・改善の最前線にいる診療内科医の先生方の本を読めば、犯罪を犯してしまうか、引きこもりになってしまうか、といった状況になってしまうことが、よく書かれています。そんな極端な...

いつまでも「指しゃぶり」をやめられない子どものために・・・・「指しゃぶり」という癖が、小学校になっても抜けない子がいます。私が実際に塾で見ている子にもいます。もうすぐ、小学校3年生になる、女の子なんですが、新しい単元に入ると、必ず、指しゃぶりをします。難しい問題塾でのストレス本当は家に帰りたいというストレスそれが、この「指しゃぶり」を引き起こしているのだと思います。「指しゃぶりは怒られない?」と聞...

現代の発達障害の原因と考えられるもの〜睡眠障害と栄養不足発達障害が増えている原因あわせて、こちらの記事も参考にされてください。2010年前後の、発達障害に関する本を読むと、凄い勢いで「発達障害」と診断される方が増えているということが書かれています。7年前ですら、そうなんですから、現在は・・・・当たり前ですが、現在もその数は伸び続けています。そして、私は、その何割かの人たちは、本来なら「発達障害」と...

発達障害者の嘘〜なんで、あんなに真面目につけるの?〜発達障害に関わる人の疑問の中に、「どうして、発達障害を持った人はあんなふうに普通に嘘をつくのか?」というものがあります。彼らの嘘・・・・すごいですよね。私の職場で聞いた子どもからの嘘と言えば、「ヒカキンのプレゼント企画でスイッチが当たった!」「空襲で死んだ人の幽霊が見える」「お弁当を選ぶのに、2時間半かかった」などです。これ、子どもですし、こちら...

発達障害になる原因は1つではない。発達障害と聞くと、どうしても、原因が「遺伝」というイメージがあります。そして、小学校から中学校くらいまでというもの、というイメージもあります。確かに、発達障害になりやすいというのは「遺伝」するらしい、ということまではわかっています。ただし、発達障害になる「遺伝子」というのは、今のところ見つかっていません。今後、見つかるかもしれませんが、今の段階で、「遺伝」が最も重...

発達障害の問題は、2つのケースに分かれてくると思います。今、発達障害の捉え方、考え方として、ADHDやADD、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラム障害など、そういう細かい分類ではなく、広汎性発達障害(PDD)いった言葉でくくってしまうという考え方が広まりつつあります。結局、個々によって、症状の出方が違うからです。だから、広い意味で、発達障害を捉えていこう、という流れがあります。ADHDも、アスペ...

発達障害の怖さ|能力が全体的に低下していくスパイラルが危険発達障害の怖さは、ADHDで言われる、多動性や衝動性、それから、アスペルガー症候群/自閉症スペクトラム障害でいわれる、言葉を表面上でしか、理解できない。など、発達障害の特徴は、各所で言われていると思います。けれど、私が発達障害で怖いなと思っているのは、同世代、同年代の子どもと比べると、全体的に能力が劣っていく、これが、問題だと思っています。...

発達障害を持ったお子さんがいるとわかるたった1つのお母さんの行動これを書こうかどうか、正直に言えば、迷いました。下手をすれば、ただの塾講師の愚痴になってしまうからです。でも、お問い合わせの中で、仲良くなってもいい発達障害のお子さんを持つ親と、できれば距離を置きたい発達障害のお子さんを持つ親。この見分け方を教えてほしい、という声がありました。人を見かけで判断する。に近いことですよね。あんまり気持ちの...

中学生のお子さんの心の成長が遅いと感じたなら〜考えてほしいこの3つのこと中学生の2年生になるのに、どこか子供っぽい、予定を上手くこなせない。高校3年生にもなって、自分の進路が決められない、最近、流行のエコ出願といった大学入試の申込すら一人でできない。どうして、こんな精神的に幼いんだろう・・・・そんな風にお子さんのことを感じたことはないですか?実際に心の成長が、遅いな、年齢の割に幼いな、そういう中学...

後発的に発達障害になってしまう人が増えている。後発的に発達障害になる人が増えている。という話を、あなたは信じることができますか?もし、チャンスがあるなら、検索してほしいんですが、300万人 発達障害 と検索してみてください。どこかのニュースがひっかっかると思います。news元、記事もとはあるんですが、URLを貼り付けると、リンクが切れてしまう可能性があるので、検索されたほうが、確実だと思います。大...

提出物・宿題が出せない子をどうやって出せるようにする??〜当サイト【発達障害の教科書】的解決方法〜提出物を出せない子をどうやって出せるようにするか?まず、大前提を書きますね。100%出せるようになることを期待しない!ということです。もちろん、そこを目指すんですが、100%できないんだという認識も持っておく。そこを、きちんと頭に入れておいてください。宿題を出せない。提出物を出せない。学校の手紙を家で...

お子さんの趣味の前に、お父さん、お母さんたちの趣味を!発達障害のお子さんの、何割かは、愛着障害だと言われています。なぜかというと、愛着障害と発達障害の症状はよく似ている、もしくは、子どもの心の中は全く違っても、表面上に出てくる問題は、発達障害に近いためです。だから、専門家ですらも、愛着障害か発達障害の違いに気がつくことができません。愛着障害については、岡田尊司さんの本が詳しいので、私もレビューして...

子どもの発達障害を悪化させる親ってどんな親?【ひろあの実体験からの話】子どもの発達障害を悪化させる親。星野仁彦先生も、【発達障害に気がつかない親たち】というタイトルで、その重大さに警鐘を鳴らしています。私が実際にたくさんの子どもたちと接してきて思うのは、子どものできる、できないって、あんまり気にしなくていいんですよね。むしろ、お母さんのほうが、子どもを叱ったり、怒ったりする前に、自分をなんとかする...

間違いではないが間違いを生みやすい発達障害の定義個人的には、日本の発達障害というもののとらえ方の問題は、定義に問題があるのかと思います。国立障害者リハビリテーションセンターのサイトに、各国の定義についてわかりやすく載っています。日本の発達障害の定義はこうです。「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢に...

親の能力とお子さんの能力の関係残酷ではありますが、とても勇気の出る研究があります。それがこちらの研究です。Parental Competence in Parents of Children with Autism Spectrum Disorder: A Systematic Reviewhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7871502/結...

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