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お子さんの発達が気になったら?【あなたが変わればお子さんは変わる】

 

あなたが変わればお子さんは変わる。

 

お子さんの発達障害をなんとかしたいなら。
それは、お父さん、お母さん、
あなたが変わらないといけません。

 

というか、お子さんを変える、なんて不可能なんです。
だから、明日から変わるなら、お父さん、お母さんしかないんですね。

 

発達障害の診断を受けて、
漫画家として活躍されている沖田×華さんという方がいらっしゃいます。

 

 

 

沖田さんの描く「透明なゆりかご」に、
流産をしてしまったお母さんの話があります。

 

家に引きこもりがちになったお母さんでしたが、
きっかけがあり、そのことを周りに話すと、
実は、自分も、というお母さんがたくさんいて、
それがきっかけで、そのようなサークルに参加でき、
仲間ができ、新しい命も授かる、という話がありました。

 

 

赤ちゃんを流産で亡くされた。

 

 

この事実はどうあがいても、変わりません。

 

 

でも、そのお母さんが、笑顔を取り戻せたのは、
ちょっとしたきっかけはあったにせよ、
自分でつらかったことを話そう、誰かと関わろう!と、
今までの自分を変える一歩を踏み出したからです。

 

 

お母さんが変わったから、
世界が変わったのです。

 

 

まわりのお母さんは、急に優しくなったり、仲良くしようと向こうが思ってくれたわけではないんです。

 

 

お母さんがまわりに話したから、
まわりの対応が変わったんです。

 

 

これは、別に発達障害のお子さんに対してだけの話ではありません。

 

このお母さんのように、
どんな場合でも、そうなんです。

 

 

自分を変えれば、まわりは変わるんです。

 

 

これは、大きなことのように思いますが、
ほんのちょっとしたことでも、変わるんです。

 

 

お子さんへの言葉かけでも、そうです。

 

 

何が好き?

 

 

と聞くと、何も答えられないお子さんも、

 

 

 

 

フルーツの中で何が好き?

 

 

 

 

と聞くと、答えられるようになるかもしれません。

 

これは、お子さんが変わったわけではないですよね。

 

いきなり、好きなものができたから、好きなフルーツを答えてくれるわけではありません。

 

 

聞く側が、こちら側が、
答えやすいようにと、言葉かけを変えてあげると、
相手の反応が変わるわけです。

 

 

ただ、言葉かけくらいなら、ちょっと意識をすれば変えられますが、
子育ての仕方、となるとそうはいきません。

 

 

それなりのこちらの努力が必要です。

 

 

 

 

本を読む
セミナーに出る
教材などを買う

 

 

こういった努力が必要になります。

 

 

アズ直子さんや、
やまもとまゆみさんのように、

 

ご自身が発達障害であったり、
お子さんが発達障害だったり、

 

その中で、ご自身の考えたこと、感じたこと、実際におこなったこと、
などをその本の中で見ると、やはり、上の3つのどれか、
または、すべて、されていたことがわかります。

 

 

あなたが変わると、お子さんが変わりますよ、
というアドバイスをすると、どうやって変わったらいいかわからない、という話をよく聞きます。

 

 

勉強してください。

 

 

としか、私にはアドバイスの仕様がありません。

 

 

変わりたい、と思って、願うだけで変われるなら、誰も苦労しませんよね?

 

 

テストで100点取りたい!と思うだけでは、
100点取れないのと同じです。

 

 

テストで100点を取りたいなら、100点取れる勉強をするしかありません。

 

 

子どもにとっていいお父さん、いいお母さんになりたければ、
これも、勉強していくしかありません。

 

 

そして、これは、Aという正解がないので、
あなた自身が勉強し、実践し、これはお子さんにあっている、あっていないを判断していくしかありません。

 

 

その判断は、結局、どれだけ勉強したのか?

 

 

というところになります。

 

 

そんな風に書いている私も、よく間違えます。

 

 

勉強をどれだけしても間違います。

 

だけど、勉強をしていたからこそ、
お子さんの症状の根元の原因がわかるので、対処を変えることができます。

 

Aがダメなら、B。
Bがダメなら、C。

 

それがだめなら、また、勉強すればいい。

 

 

そんな風に思えるので、
そこまで焦らないようになってきました。

 

 

そこまで、しないといけないの?

 

 

ここまで読んだあなたはそう思うかもしれません。

 

 

けれど、しなければなりません。

 

 

発達障害は1つ間違うと、犯罪者になる可能性もあるからです。
また、犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

 

犯罪者になるパターンについては、星野仁彦先生の本に詳しくあります。

 

 

 

発達障害の症状がきつく出ると、
日常生活が「普通」に行えない。

 

それを、親が注意しすぎると、反発から、犯罪行為に走ったり、
不良グループとつるんで、軽犯罪を繰り返します。

 

 

ここで止められればいいですが、
それが無理だと、さらにひどい犯罪をするようになることも、
具体的なケースとして挙げられています。

 

 

また、講談社から出ている「女性のADHD」や「女性のアスペルガー症候群」などには、
男性の誘いの種類がわからず、望まない肉体関係などを強要されるケースもある、ということが説明されています。

 

 

どちらにしても、
大切なお子さんが、そんな風になるのは避けたいですよね。

 

 

でも、実際には、そんなケースも表面化していないだけで、多々あるわけです。

 

 

それでもまだ、あなたは子どものために自分が変わることを否定しますか?

 

 

大丈夫です。

 

 

すぐじゃなくていいんです。

 

 

まずは、できるところから、変わっていきましょう。

 

勉強をするんだ!

 

 

その意識でいてくださいね。

 

 

 

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