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ウイリアムズ症候群の疑いのあるSくんの話

ウイリアムズ症候群。

 

 

 

 

 

今日はウイリアムズ症候群のS君の話をします。

 

 

ウイリアムズ症候群とは、
言語的(話す分野)においては、普通の人と変わらないが、
知能的には徐々に遅れていく(発達が普通の人より遅い)発達障害だと思っています。

 

 

正直、私にはこの子が最も厄介でした。

 

 

一言でいえば、とにかくウザいのです。

 

 

高校生になっても、
取る行動は小学生以下のことが多く、
怒りを通り越して呆れることも多いです。

 

 

とにもかくにも、やっかいこの上なく、
症例のケースも少なく、
どうしていいかわかりませんでした。

 

 

とにかく、言い聞かす。

 

 

時には叱る。

 

 

私の場合、塾でしたが、
あまりに幼稚な行動をとる場合は、本気で怒り、
泣かせることもしばしば。

 

 

高校生ですが、泣きました、泣かせました。

 

 

こんな風に、高校生が大人に怒られることくらいで、
簡単に泣いてしまうんです。

 

 

これがこのウイリアムズ症候群のうっとおしさです。

 

 

とにかく、
順番が待てない。
構ってほしい。
人の気持ちを考えられない。
じっとできない。
黙っていられない。
音に敏感。

 

というのが特徴。

 

 

ただ、とにかく、人に嫌われているという意識がなく、
どれだけ叱っても、
どれだけ泣かしても、
塾をやめることはなかったです。

 

 

 

特徴的なのが、エルフ顔と呼ばれる顔です。

 

 

縦長の顔に、短足、よちよち歩き(のように見える)、
が特徴。

 

垂れ下がった目に、分厚い唇。

 

 

ヤフーの画像検索でも出てくるので、
子どもというよりも、幼稚すぎてびっくりするような高校生や中学生がいれば、
その子は、おそらくウイリアムズ症候群です。

 

 

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