アスペルガーの症候群の方へ
発達障害のお子さんからあなたのお子さんを守るたった1つの方法
発達障害のお子さんからあなたのお子さんを守るたった1つの方法
発達障害の人は、
発達障害の人と共振するといわれています。
オカルトな話なので、
信じない人もいると思いますが・・・・と、注釈がつくのですが、
少なくない書籍で、それに近いこと、また、堂々と「発達障害の人は発達障害の人同士で、会話しなくても結びつきあう」とする書籍もあります。
そして、私はこれを支持しています。
というか、事実です。
発達障害の子は、発達障害の先輩や後輩を見ると、
途端に機嫌がよくなります。
私や他の塾の講師たちは、
発達障害だとその子の親からカミングアウトを受けていて、その子たちの発達障害の状況をある程度把握しています。
そして、本人たちは、お互いに発達障害であることは知りません。
ですが、発達障害の子は、
発達障害の子が、好きなのです。
本能的にかぎ分けている。
そんな風に見えるんです。
というか、それ以外の説明がつきません。
ただ、これには問題点があると思うんです。
ぼーっと型の大人しい発達障害の子が餌食になる。
ちょっときつい言い方をあえてしてみました。
発達障害のお子さんのタイプを大きく2つに分けると、
多動・衝動性がいつまでも抜けず、学校やクラス・クラブで嫌われることが多い子。
不注意性が強く、いつの間にか寝てしまったり、宿題がグズグズ出せない大人し目の子。
(ただし、しゃべるときはよくしゃべる)
この2つです。
で、多動性、衝動性のきつい子は、
同級生に嫌われますから、2番目の大人しい発達障害の子を狙います。
どういうことかというと、
一緒にいたがるのです。
大人しい子であっても、
もう一人の子の、多動性衝動性に感化されて、急に、
おしゃべりが止まらなくなったり、勉強に集中しなくなったりします。
多動性、衝動性の強い問題児タイプには、
安らげる友達、というか、都合のいい友達ができていいのですが、
大人しいタイプのお子さんには、その子の負の面にのまれてしまうので、マイナス面しかありません。
見ていて、本当に本能だな、と思います。
- 自分のわがままを聞いてくれる子、
- 自分のような子を受け入れてくれる子、
- 自分に都合のいい子、
それを見分けて、すぐに近づいていくのです。
大人しくても発達障害のお子さんは、
その子が良い人か悪い人か区別がつきません。
同じ塾にいるので、いい人だろうと判断してしまうんです。
ダメな発達障害の方からお子さんを守るなら
私はダメな発達障害の方を、「自覚のない(自覚に乏しい)発達障害者」と定義しています。
そして、そんな人から、大切なお子さんを守らなくてはいけません。
例えば、塾にそんな子がいて、
でも、子どもは塾の先生を気に入っているなら、なんとかしたいですよね。
ただ、塾としては、
あの子は悪い子だから近づかないようにね、なんて口が裂けても言えません。
ですが、お子さんをダメな発達障害の方から離すことは、
お父さん、お母さんの協力があれば、可能です。
「勉強するときは一人で勉強させてください」と、塾に要求してください。
そして、子どもにも、5分、10分の休憩で、他の人と話すのはいいけど、勉強の時はダメ、と伝えてください。
これだけです。
お父さん、お母さんの言葉、という錦の御旗があれば、
大人しいお子さんを、発達障害のきついお子さんから守ることができます。
中学生にもなって、
発達障害の症状がきつく、多動性・衝動性がきついお子さんの場合、
こうなってしまう原因は、その家族の機能不全家族が原因です。
それなのに、
きっちり子育てをされているご家庭のお子さんが、
その子の悪影響を受けるなんて、あってはいけないことです。
私は、機能不全家族のお子さんは不幸になればいい、と思っているわけではありません。
でも、そのお子さんが、他のお子さんの優しさにつけこみ、
悪影響を与えるのは、大人としてできるだけ避けたい、そう思っているんです。
ADHDであろうが、
アスペルガー症候群であろうが、
本当の意味での自覚があれば、治すこと、改善することは可能です。
それもせずに、ただ、周りに甘えるのは違うと思うんです。
私はこのサイトで、
発達障害の治し方、改善するんだという希望を伝えたいのと同時に、
ここまで増えてきた自覚のない(発達障害の告知を受けている、受けていないにかかわらず)発達障害の方から、
身を守る、距離を置く、ということも必要だということを伝えたいんです。
もう一度言います。
発達障害は自覚さえあれば、治ります。
ですが、まわりに甘えてばかりの人がいるのも、「事実」なんです。
その甘えてばかりの人が、
他の人を幸せにすることはあり得ないでしょう。
だから、そういうケースから身を守ることも、
私たちには必要なんです。
そして、そういうことも、私は伝えていきたい。
だから、「発達障害の教科書」というサイト名にしたんです。
もしも、自分のお子さんが発達障害の症状があったら、
それを治すことはもちろん、自覚のない発達障害から身を守ることも考える。
この2つが大切なんですね。
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