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発達障害(アスペルガー症候群)を改善できた例・できなかった例

 

発達障害を改善できた例・できなかった例

 

アスペルガー症候群を改善できた例・できなかった例を、
紹介したいと思います。

 

 

手塚誠一君(仮名)
土田加奈さん(仮名)

 

の中学3年生の2人の事例を紹介したいと思います。

 

この2人は、同じ中学校に通っていました。

 

 

2人とも、アスペルガー症候群に加えて、
ADHDの症状も見られ、私が危惧している、低能力の症状も出ていました。

 

 

私が危惧している発達障害の怖いところの話

 

 

発達障害の本当の問題

 

 

 

5教科の定期テストで、
下手をすると、150点くらいになってしまう、2人でした。

 

 

お母さんとの面談で、
私は、食生活からの改善を提案しました。

 

 

手塚誠一君(仮名)は、痩せている男の子で、
痩せているけれど、食欲はとてもあります。

 

間食として、お母さんは、食パンを3枚など与えていました。

 

小麦のグルテンが、発達障害の症状を悪化させている可能性があるので、
私は、食パンをやめさせること、
するめや煮干しといった、コンビニでも手に入るものに、間食を変えることを提案しました。

 

 

また、朝ご飯を、
ご飯とみそ汁、ご飯はできれば玄米。
毎日、DHAを摂るために魚を食べること。

 

 

などを提案しました。

 

 

けれど、どうして、学習塾でそういった提案を受けるのか、
いまひとつ、お母さんは納得されていないようでした。

 

 

お母さん自体は、手塚誠一君(仮名)が、発達障害をおそらく持っているだろうこと。
それが原因で、いじめにあったこと、前の塾を追い出されたこと、などを、わかっていました。

 

 

また、学校では、急に立ち上がって、
エアコンの温度調整をしようとしたり、
まわりの子には、奇行とも見える行動をしてしまったり、ということも私は彼のクラスメートから聞いていました。

 

 

お母さんは、彼にアスペルガー症候群の症状がある、ということはわかってはいましたが、
私の提案は、理解されなかったようです。

 

 

改善するための、トレーニング方法はありますか?といった質問はしてくれるのですが、
食生活から変える、というのは理解できなかったようです。

 

 

結局、食生活の面の改善はしてもらえず、
彼の成績は上がらないままでした。

 

こちらとしてはどうしようもなかったのが、
計画性の無さでした。

 

中学3年生の夏の学校での面談の際も、
どの学校を受験するかよりも、どうやって宿題を出すか、どうすれば宿題をなくさないか。
という話を学校でされたそうです。

 

先を考えて行動する、というのがとても苦手で、
でも、彼自身がそれを「変えないといけない」と考えていないことが、心配でした。

 

 

ただ、私を含め、アルバイトの講師たちも発達障害のことは理解しているので、
塾の居心地はいいようでした。

 

 

少しずつ、彼自身も大人になり、
自分の行動が少し変であったりすることは、理解できるようになりました。

 

でも、その変化・成長はとてもゆっくりで、
同性代の子にその後追いつけるかは、非常に厳しい状況だと思えました。

 

 

土田加奈さん(仮名)の場合は、
手塚君よりも深刻で、家には常にジュースが常備されており、
朝ご飯は、菓子パンに、ジュース、といった具合でした。

 

 

好きな時に、ジュース、チョコレートなどのお菓子が食べられる状態でした。

 

 

まずは、ジュースをミネラルウォーターに変えること。
100%ジュースも、良くないこと。

 

私は、朝ご飯を、ご飯とみそ汁に変えてもらうこと、
できれば、白ご飯よりも玄米がいいということ、
できるだけ毎日魚を摂ること、と、手塚君に伝えたことと同じことを伝えました。

 

お菓子は個包装のものに変えてもらい、
食べ過ぎないようにしてもらいました。

 

お母さんは私の提案を素直に受け、
また、お母さん自身も、本などにお子さんに食べさせていい食べ物などを調べるようになったそうです。

 

土田加奈さん(仮名)は、
テストになると、何かクラブの試合本番になると、すぐにお腹が痛くなったそうです。

 

 

それが、朝ご飯を変えると、なくなったと教えてくれまいた。

 

 

また、塾での授業中は絶対に眠くなって寝てしまっていたのですが、
数か月後には、1時間半、ずーっと集中できるようになりました。

 

 

入塾したての頃は、
自発的に塾に来ることは無理だったのに、
自分から来て、自習室で静かに勉強できるようになりました。

 

 

入塾したてのころは、肌が荒れて、
常にマスクをしていましたが、マスクをしなくなりました。

 

 

一番、変わったのが、
先のことを考えて、行動できるようになったことです。

 

 

彼女は空気を読むことがとても苦手でした。
女の子っぽい行動をするのも苦手でした。

 

 

明らかに先生が怒っていて、
静かにしなければいけない場面で、しゃべってしまうといった行動が見られて、
なかなか内申点が伸びない、という感じになっていました。

 

 

それが、「中学3年やし、静かにしなあかんな。」

 

 

って自分から静かにできるようになったんです。

 

 

「しゃべっちゃうねん。しゃべらなむりやねん」

 

 

と言っていたのに、
「静かにしようって思ったら、できるねん」

 

と言ってくれるまでになりました。

 

 

お母さんも、本人の変化に驚いていました。

 

 

私自身も、脳機能の調整は、食事の改善からできるんだと実感した事例です。

 

 

発達障害の本を読むと、、
発達障害というのは、本来は子どもにみられるもので、
大人になれば、その特性はなくなっていく、と考えられていた。

 

 

という記述があるものがいくつかあります。

 

 

これは、おそらく、大人になるにつれて、脳機能のバランスが取れるようになって、
その症状が見られなくなる、というのがあったからだと思います。

 

 

けれど、最近では、
ADHDやアスペルガー症候群の症状が大人になっても続く、ということが普通になり、
そして、本人も、まわりも、苦しむということが問題になっています。

 

 

でも、私自身のこの経験から、
発達障害をなんとかしたかったら、食生活の見直しが必要で、見直せば結果が出てくる。
ということがわかりました。

 

 

この2人のお子さんの違いって、
お母さんが、発達障害は結局、治らないって思っているか、
少しでも改善できるなら、なんとかしてあげたいって思っているか。

 

 

この「意識」の違いなんですよね。

 

 

お母さんの「能力」の違いじゃないんですよ。

 

発達障害を改善する、治すって難しいことじゃないないんですよ。

 

食べるものを変えるってだけなので。

 

土田加奈さん(仮名)は、ご飯だけは前日に炊いておいて、
みそ汁は、インスタントですから、
お母さんの手間はほぼありません。

 

玄米に変えても、多少高くなるだけで、
ご飯を炊く手間が増えるわけではありません。

 

 

特別なことなんてしてないんですよ。

 

 

ただ、「意識」を変えただけです。

 

 

「意識」を変えるっていっても、
そんな大したことではなくて、ご飯を変えようってそれだけですからね。

 

 

菓子パンを毎日買っていた分、月に3000円ほどを、
ご飯に向けるだけですからね。

 

 

それだけで、変わるんですよね。

 

「意識」を変えるのに、最適なのが、私が紹介している
アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル」です。

 

 

 

 

発達障害は治らない、そう考えていたら、
絶対に治りません。

 

 

でも、治る方法がある、改善できるノウハウがある、
そう思って、探せば、世界は変わります。

 

 

 

ぜひ、あなた自身の「意識」を変える。

 

 

そのことを考えていただけたらと思います。

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