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家事を一緒に行いましょう!【家でできる発達障害改善方法】

 

家事を一緒に行いましょう!

 

私が、発達障害のことを調べるようになって、
脳科学者であろうが、精神科のお医者さんであろうが、NPO団体の主催者であろうが、
みなさん、発達障害の改善には、親子でコミュニケーション能力を磨くことを上げています。

 

「親子でコミュニケーション能力を磨く」という表現の仕方は違っても、
発達障害の改善を目指すなら、親も子も、自分を見直していかなければなりません。

 

子どもが上手くできないことを、
お父さん、お母さんが苦手であることはとてもたくさんあります。

 

 

発達障害の子がぐーーーんと伸びる心と体の育て方』(やまもとまゆみ 大和書房 2016年10月30日)
によると、著者であるやまもとまゆみさんは、こんなことを書いています。

 

よく「子どものコミュニケーションスキルがなくて、よく友だちとトラブルを起こすんです」とお母さんが言いますが、お母さん自身のコミュニケーションスキルは大丈夫でしょうか。
はっきりと言いますが、保護者のコミュニケーションスキルが低いのに、子どもだけが高くなることはありません。
家庭内でしっかりとしたコミュニケーションができていないのに、外の専門家にアウトソーシングするのもおかしな話ですよね。
特に子どもが小さいうちは、まずは家庭で、親子でしっかりとコミュニケーションをとることからはじめてほしいと思います。

 

私も塾にいるのでたくさん経験しますが、
お父さんお母さんの育て方に問題があるのに、塾にだけすべてを要求するお客さんが多いです。

 

おそらく、やまもとまゆみさんが主催されているLOF教育センターにも、
自分は変わろうとせず、子どもにだけ理想を求める親御さんが多数来られるのではないでしょうか?

 

しかし、遺伝的な要素ではなく、
家庭環境の要素が、発達障害に大きいといわれています。

 

お父さん、お母さん自身の自覚なくしてはお子さんの発達障害の改善はありません。
まずは、そのことをしっかり頭に入れておいてください。

家で家事をさせる3つのメリットとは?

 

発達障害のお子さんの症状の緩和に最も効果的なのは、家庭内の療育だといわれます。

 

そのために、簡単なのが、家で家事をするということなんです。

 

子どもを知る

 

子どもと一緒に家事をすることで、
子どもの苦手なこと、これから困るであろうことがわかります。

 

よくある例だと、
お風呂のお湯はり。

 

お風呂の状況を見てきて、とお願いしたとします。

 

「もう、あふれていたよ」

 

といわれて、

 

「お湯止めた?」

 

と聞いたら、

 

「止めてないよ」

 

と子どもが返したとします。

 

このケースの場合、お子さんは、
言葉通りの意味でしか、言葉を受け取れないという状態だとわかります。

 

その時に、お父さん、お母さんも、
これまでの学校や職場で、言葉の奥の意味を理解できず、苦労したことはないかを思い出してほしいんです。

 

お父さん、お母さんが、ご自身で乗り越えてきたことは、
お子さんのこれからにも、絶対に役に立ちます。

 

家事を1つ1つしていくことで、
お子さんの特性を、お父さんやお母さんが理解するきっかけになります。

 

 

偏食が減る

 

発達障害のお子さんの脳がバランスよく育たない理由に、
偏食が多い、ということがあります。

 

発達障害のお子さんは、知らないものを受け入れにくい、ということがあります。
それでも、調理する段階からかかわっていれば、それは「知っている」ものになり、
食べられるようになります。

 

また、好きな色、好きなにおい、などにも彼らは敏感です。

 

嫌いな色のものだから、食べないということもよくあります。

 

けれど、自分で作ったものであれば、食べてくれる可能性が高まります。

 

そうやって、食べられるものが増えていけば、
大人になるまでには、偏食も減り、脳の発達がバランスよくなっていきます。

 

偏食というのは、
後になればなるほど、改善が難しくなります。

 

早い段階で、
嫌いな食べ物、色が嫌いな食べ物、においが嫌いな食べ物、
そんな食べ物でも、自分で調理すれば食べられるという経験をしておく。

 

そうすれば、食べられる食材が増えます。

 

脳が発達する

 

そして、やはり、一番は、脳が発達することです。

 

『発達障害の子がぐーーーんと伸びる心と体の育て方』(やまもとまゆみ 大和書房 2016年10月30日)
の言葉を借りれば、

 

@調節力
A思考力
Bコミュニケーション能力
C食べる力(生きる力)

 

という力が身につくとされます。

 

まず、調節力です。

 

発達障害のお子さんは力の加減が、下手だとされます。
それで、学校でトラブルを起こすことも少なくないんですね。

 

料理は、力の調節がいろいろ大変ですから、
経験として学べるんですね。

 

思考力も学べます。

 

段取りの順番や、
献立を考えたり、
自分が食べたいものを聞かれて、考えたり、
家事の手伝いをさせると、こちらからの問いかけも増え、子どもが考えるようになります。

 

コミュニケーション能力も、
親と対話することで学んでいきます。

 

どうしたら、自分がやりたいことが伝わるのか、
どうしたら、上手く指示をこなせるか、など、一緒に学べることは大きいです。

 

先ほどの、偏食と重なりますが、
食べる力(生きる力)も学べます。

 

 

発達障害のお子さんは、食べたいものを食べたいだけ食べたり、
今後のために我慢したり、
食べなくてはいけないものを食べたりすることが苦手です。

 

どうして食べなくてはいけないのか、
自分の食事がどこから来ているのか、
どれくらいの労力をかけて作られているのか、

 

それに、ゆくゆくは独り立ちしていくわけですから、
自炊していく力、自分で献立を考え、バランスのいい食事を自分でつくってい力は必須です。

 

これは、偏食をなくすというだけではなく、
生きる力を育てていくことにつながりますね。

 

中学生になってしまうと、
なかなか家事手伝いをさせることは難しくなりますので、
できるだけ早いうちに家事手伝いで、親子のコミュニケーションをはかっていくようにしてくださいね。

 

 

家事はどんなご家庭でもしていくことです。

 

 

料理を基本として、
洗濯や風呂掃除、そうやって、日用品の種類なども学んでいけます。

 

 

 

私が発達障害のお子さんを見ていて、気の毒に思うのは、
お母さんがいつもいつもお子さんにいらいらしているのを見るときです。

 

そして、お子さんは、ずーっとマイペースなんですね。

 

お母さんは嫌いだから、絶対に言うことを聞かないと心に決めているようにも見えます。

 

これは、塾だけでは、どうしようもしてあげられませんし、
発達障害支援センターや病院だけでもどうしようもありません。

 

 

子育てをアウトソーシングせずに、
自分できちんとお子さんと向き合って、発達の凸凹を治してあげる。

 

そのことを意識してくださいね。

 

 

 

 

子育ては当たり前に面倒なもの。
この基本に立ち返りませんか?

 


 

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