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入院したら多動も衝動性もおさまった小学校1年生の話

 

発達障害による衝動性、多動性がいきなりおさまった小学校1年生の話です。

 

 

私の塾に来ている小学校1年生のマキちゃん(仮名)は、いつも、元気で甘えん坊です。

 

 

小学校1年生ですが、
まだまだ、どこか赤ちゃんっぽさがあり、
友達は、男のばかり、という女の子です。

 

 

小学校5年生になるお兄ちゃんのことが大好きで、
お兄ちゃんは「男前」だと言い切ります。

 

 

いいことなんですが、
普通、これくらいの「自我」が出てくる年齢だと、
「お兄ちゃん、うざい〜」とか、反抗的な態度が出てくるもの。

 

兄じゃなくても、
兄弟の仲の悪さが出てくるときでもあります。

 

 

そういった態度がまったく見られず、
どこか、いつまでも幼稚園・赤ちゃんの時代が残っているような子でした。

 

 

椅子に座れば、きちんと座れず、正座したり、
ぐた〜っと机に寄りかかったり、
まともに座れません。

 

 

そして、私が少しでも、彼女から離れれば、
「せんせ〜」という声が教室に響きます。

 

私が、「ちょっとトイレ行ってくるな」と言っておいても、
「せんせ〜」という声がします(笑)

 

小学生1年生を見られる大学生の講師はなかなかいないので、
仕方なく、私が担当していました。

 

さて、いつもいつも、私を探すマキちゃん。

 

小学校の入りたてであれば、それも笑い話ですが、
もうすぐで1年が経とうというのに、その子には、小学生らしさがまったく身についていませんでした。

 

 

徐々に、男女で遊ばなくなるものですが、
一向にその気配もなく、
お兄ちゃんにべったり・・・・

 

 

発達障害の疑いがあり、ですが、
ご家庭はそのことに対して、動く気配はありませんでした。

 

 

そんな時、マキちゃんが入院。

 

 

静かな病院で、栄養のバランスのとれた食事を2週間続けて、
塾に再び戻ってきたマキちゃんは、別人と思えるほど、静かになり、
勉強に集中し、私が横にいなくても、プリントを黙々とやるようになっていたんです。

 

 

 

発達障害は、食事と家の環境が小さい頃は大きいとわかっていましたが、
2週間の入院で、全く別人のように多動性や衝動性がおさまっていたんです。

 

 

お家でのテレビ、
ジャンクフードが、

 

いかに、良くないかを身をもって経験しました。

 

 

しかし、徐々に、いつものマキちゃんに戻ったので、
あれは入院のおかげだったのだと感じました。

 

 

 

家での騒音をなくしてあげたり、テレビをおさえたり、
バランスのいい食事を心がけたり、

 

これだけで、子どもたちの「問題行動」は減ります。

 

 

ぜひ、参考にしてみてください。

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