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発達障害になると本当に困るの?

 

発達障害ってそんなに困るもの??

 

 

発達障害だとどんな不便がありますか?
私の息子はADHDと診断されましたが、特に不便なく学校に通っているようです。
いじめもないと本人は言っていますし、
それなりに楽しそうです。

 

それでも、改善しないといけないのかなと不安になります。

 

 

 

 

率直にいえば、
「改善できる方法はいくらでも持っておいて損はない」ということです。

 


 

発達障害というと、

 

  • 空気が読めない
  • いじめられる
  • 学校や会社で疎外されて、鬱や引きこもりになる

 

 

というようなイメージがありますが、
1つの問題として、「生産性が低い」ということがあります。

 

 

学生さんまでなら、要領が悪いとか、
無駄が多いというように言い換えることもできると思います。

 

ちきりんさんという方の、
『自分の時間を取り戻そう』という本があります。

 

 

この本の中に、よりよい人生を生きるために生産性をあげなくてはいけないという話が出てきます。

 

 

詳しくは、本を読んでみてください。

 

 

この「生産性を上げよう」というのは、
意識高い系になろうということではなくて、
損をすることを少なくしよう、ということです。

 

 

例えば、発達障害グレーゾーンの子が何人も、私の塾にいます。

 

 

そして、彼らの共通点が要領が悪いということです。

 

 

塾では、毎年度、
国語、数学、理科、社会、英語の教科書に準拠したワークを持たせます。
もちろん、保護者の方に買ってもらうわけですが、
5教科の定期テストで、400を上回るお子さんは、このワークをテスト前には自発的に持ってきます。

 

もちろん、必要であれば、問題をコピーして用意することもありますが、
コピーするまでに、10分〜15分かかるわけです。

 

もし、テスト前であるのに、自分が持っているワークも持ってきていないなら、
私たちはコピーで対応します。

 

しかし、
他のお子さんもいるので、他のお子さんに勉強の指示を出してから、
やっと、ワークを持ってこなかった子のコピーとなります。

 

その間、テスト前にも関わらず、
この子は、15分ほど、ぼーっとしています。

 

何度、ワークを持ってくるように伝えても、発達障害を持っているお子さんは、持ってれない場合が多いです。

 

小さなことですが、
テスト前のワークの問題だけではなく、この5分、10分、15分のロスを、
いろんな場面場面で繰り返しているのが、発達障害やそのグレーゾーンの子の特徴です。

 

 

ついついテレビを見すぎてしまったり、
ついつい余計なことを言いすぎてしまったり、
ついついワークを忘れてしまったり、

 

このロスの積み重ねが、
本当であれば、もっと、有意義に過ごせたかもしれない人生をマイナスにしていたりします。

 

 

それが、人生の差になったりします。

 

 

この生産性の高い低いは、
見た目ではわかりません。

 

 

ご本人が意識するしかないんです。
発達障害は治るといわれても、ここは意識するしかありません。

 

 

だけど、発達障害のお子さんの場合、
「普通」に見えても、脳は疲れていてボーっとしていたり、
せっかくテストを頑張っても、授業中のいらないところで私語をして、
教師の心証を悪くし、成績がつかなかったりと、隠れたマイナス点がけっこうあります。

 

 

もちろん、質問をいただいた方のお子さんが、
そのようなケースではない場合もあると思います。

 

 

ですが、発達障害を改善する方法が、まったくわかっていない状況ならわかりますが、
今は、イーブックと本で、これだけのものが出ています。

 

 

 

 

せっかくなら、発達障害の改善、治療を意識してあげてほしいと思います。

 

 

 

 

 

もっと、ステキな人生をおくれる可能性があるなら、
親のみなさんや大人の私たちは、子どもたちのために勉強してあげることが必要ですね。

 


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