発達障害が悪化する親としない親の違いはなんですか?
このサイトを見ていると、
こういった記事で、発達障害を悪化させる親と、
悪化させない親がいるとわかりました。
どういう大きな違いがあるのか、教えてください。
というわけで、
ここでは、お子さんの発達障害を重症化させてしまう親と、
させない親の違いを説明しますね。
簡単に言えば、
子どものためと自分のためを混同しているお父さん、お母さんは、子どもの発達障害を悪化させます。
例えば、
発達障害のお子さんは、期限までに宿題を終えることが苦手です。
持ち物を忘れ物をせずに、持っていくことも苦手です。
ダメなお父さん、お母さんの口癖は、
「小学校に上がったんだから、自分でできるようになりなさい。」
「もう中学生なんだから、それくらいは自分でできるようになってもらわないと。」
などです。
どちらも、私たち大人が持ってしまう感想ではありますが、
こうやって突き放す態度だけで、子どもたちが自主的に、宿題をしたり、
忘れ物をしなくなる、ということはありません。
「小学校に上がったんだから、自分でできるようになりなさい。」
「もう中学生なんだから、それくらいは自分でできるようになってもらわないと。」
この感想は一見、正しいように見えて、
厳しいことを言えば、本当は、親が楽をしたいいいわけです。
「小学校に上がったんだから、自分でできるようになりなさい。」
小学生の忘れ物チェックは大変です。
だから、子どものせいにして楽をしたい。
「もう中学生なんだから、それくらいは自分でできるようになってもらわないと。」
最近の中学校は頻繁に宿題が出ます。
だから、子どものせいにして楽をしたい。
勝手に子どもたちが、賢くなることがないように、
苦手なことは手を貸してやらないと、できないままです。
逆に、発達障害が悪化しない、あっても、普通に学校に馴染んでいるお子さんの親は、
「これができないんですけど、あれはできるから、ま、いいかって思ってます」と仰います。
- 子育ては苦労して当然。
- 子どもには個性・特性があって当然。
- それを親として受け入れることも当然。
そんな姿勢を持っている方は、
たとえ、発達障害の特性があったとしても、問題が大きくなることはありません。
子どもに責任を転嫁してしまっているところのお子さんは、
発達障害の症状が残り続けたり、悪化したりします。
精神的な話をすれば、
親が自分を大事にしていないことを子どもは感じ取ると、
自分を成長させないようにします。
そうすることで、親であるあなたに復讐しようとしているんです。
子どもが困る。
子どもが学校で困ったことをする。
そうすると、まわりまわって、親であるあなたが困ったり、苦労したりします。
それを無意識のうちに行ってしまうんです。
親である覚悟を持ち、
発達障害だと診断されようがされまいが、
その子の個性を受け入れ、成長を楽しみに見守ってあげる。
これが一番なんですね。
最近、ちょっと心配なお子さんが多くなっているんですよね。