管理人からのお知らせ

発達障害が治るって何か?その7

 

 

発達障害が治るって何か、その1です。
これは、私のアメーバのブログ【ひろあの発達障害改善ノウハウ大放出ブログ】の内容に加筆訂正したものです。

 


 

睡眠は大事だという話。

 

 

 

 

発達障害のお子さんをなんとかしてあげたかったら、
質のいい睡眠をとらせること!

 

 

これです。
これしかない、ともいえます。

 

 

ちなみにですが・・・・。
もし、お子さんがいらっしゃる方で、
この記事を読んでいる方がいるなら、お子さんの年代の適切な睡眠時間がきちんと言えますか?

 

 

 

 

小学校だと、9〜11時間
中学生高校生だと、8〜9時間

 

です。

 

 

これは、一応の目安であって、
この時間だから、絶対に起こさなくてはいけないというものではありません。

 

 

私が個人的によく受ける相談は、
中学生の子で、【8時間は寝ているのに朝が起きられないんです。】

 

っていう、相談です。

 

 

 

 

8時間で眠そうなら、8時間半寝てみてください。

 

それでも、ダメなら、9時間にして、様子を見る。

 

 

だって、中学生、高校生でも、10時間の睡眠が必要な子は必要なんです。

 

 

だから、「中学生だし8時間寝かせれば大丈夫だろう」っていうのは、
勝手な思い込みであって、お子さんがすっきり起きられる時間をきちんと見ていく、というのが大事です。

 

 

白鵬とか、12時間以上寝るんですよ。

 

 

だから、激しい運動が重なる時とかも、
通常より、少し長く睡眠をとるということも必要なんです。

 

一律、8時間。
それだけ寝ていればオッケーなんて、根拠は1つもありません。

 

 

 

発達障害のお子さんと睡眠の関係については、
青春出版社から出ている、井原裕さんの、

 

 

に詳しく載っているので、ぜひ、読んでみてください。

 

 

睡眠を良くしたら、1週間でADHDの症状が改善されたという事例もあります。

 

 

お父さん、お母さんの誤解で最も多いのが、
睡眠をとることで、なんていうか、疲れとか、昨日までのことがリセットされて新しい1日がはじまる、というようなものです。

 

 

朝が起きられない、朝が苦手なお子さんに、
発達障害の子が占める割合は少なくありません。

 

 

 

 

それは、睡眠時間を確保できていれば大丈夫という、間違った考え方があります。

 

 

 

 

睡眠は連続の中で考えなくてはいけません。

 

 

私は、前回の記事で、
食事をあらためれば、発達障害が改善されると書きました。

 

 

 

それは、いい食事がいい睡眠をつくりだすからです。

 

たとえ、8時間寝たとしても、
睡眠の質が悪ければ、それは睡眠の不足とおんなじです。

 

 

そして、スタンフォード大学によれば、
睡眠不足の脳は、脳しんとうと同じレベルでダメージを受けていると報告しています。

 

 

 

 

つまり、睡眠不足のお子さんは、
毎日、脳しんとうを起こしているんですよ。

 

 

これで、発達障害もなく、正常な心身の発達がなされるわけないですよね。

 

 

また、こういった寝不足の脳が続くと、
体が硬くなるということが報告されています。

 

 

そうです。

 

 

発達障害のお子さんは、体の使い方がぎこちないんです。

 

 

クラブで頑張っても、
デイサービスなどでそういった専門的なリハビリ・訓練を受けても、
お子さんの体の使い方がぎこちない場合、この見えない疲労がたまっている可能性があるんです。

 

 

私は発達障害が改善は、

 

 

 

食事

睡眠

親子関係の改善

 

 

 

という順番で行うべきだと思っています。

 

 

それは、良い睡眠をとるためには、まず、食事なんです。

 

 

お菓子、ジュース、菓子パン、食パンといった、
体に良くない添加物まみれの食品、そして、血糖値を上げ過ぎてしまう食品。

 

 

 

 

これらを食べることで、睡眠の質は下がるんです。

 

 

同じ、8時間睡眠でも意味が変わってきます。

 

 

 

では、良い睡眠をとるにはどうすればいいか。

 

 

 

寝る前は、リラックスすること。

 

 

 

寝るときに、カーテンを開けておいてできる限り陽の光を浴びること。

 

 

 

朝ごはんをしっかり食べること。

 

 

 

これです。

 

他にも色々ありますが、
それは、勉強してください。

 

 

本やイーブックを買う、お金を払うことで、
ただブログを読むよりも、気持ちの入り方が違います。

 

 

 

 

私の記事を読んで、なるほどなぁって思ってもらえたら、
次は、お金を払い、買い、学ぶという行動を起こしてみてください。

 

 

普通にブログやサイトを読んで、なるほどなぁって、思う。
それ以上の学びがあることを感じられるはずです。

 

おすすめの睡眠についての本は、ここにレビューしています。

 

 

スタンフォード式最高の睡眠

 

 

睡眠とはなんなのか。
良い眠りとは何か。

 

知りたければ、この1冊ですね。

 

 

さて、明日からできる、睡眠の改善方法としてはこの3つです。

 

 

寝る前は、リラックスすること。

 

寝るときに、カーテンを開けておいて、できる限り陽の光を浴びること。

 

朝ごはんをしっかり食べること。

 

 

朝が弱いお子さん。
寝るぎりぎりまで、スマホのゲーム、テレビゲーム、テレビ、見ていませんか?
ブルーライトがうんたらかんたらはいいのです。

 

 

問題は、脳を興奮させている活動ではないか?

 

 

ということです。

 

 

実は、意識が寝たとしても、脳が興奮をおさえて眠りにつくまで、
脳が眠るというのは疲労回復の活動を始めるまで、タイムラグがあることがわかっています。

 

 

だから、眠る前は、興奮する「めっちゃ、楽しい!」って活動はおさえて、
落ち着いて本を読んだり、音楽を聞いたり、座禅を組んで瞑想したり、そういうのがいいんです。

 

 

家族だんらんになるんで、
一番いいのは、お風呂入って少し家族でまったり一緒に寝る準備をして寝るっていうのがいいんですけどね。

 

 

それができないなら、
お子さんだけでも、お風呂の後は、脳をクールダウンさせるようなことをしてあげましょう。

 

ノンカフェインのあたたかいハーブティーを飲むとか、
「透明なゆりかご」のようなゆっくりしたテンポのドラマや、
ストーリーが一話で完結するようなバトル漫画とかじゃない漫画を読むのでもいいですね。

 

 

それから、カーテンをできればあけて、
お子さんが寝ていても、勝手に日の光が部屋に入るようにしてあげましょう。

 

 

朝の陽ざしを浴びると、体内時計がセットされるというのはだいたいあっているようです。

 

 

 

寝ていてもいいんです。

 

 

 

日差しを浴びていればいいので、近所の関係で問題がなければカーテンを開けたまま寝てください。

 

そして、できるだけ朝の陽ざしを浴びるということを意識してください。

 

 

そして、朝食です。

 

 

朝食をしっかり、決まった時間に食べることで、
決まった時間に眠りやすく、また、決まった時間に起きやすくなります。

 

 

朝の7時にご飯を食べているなら、
脳がその時間に栄養の補給ができることを覚えて、時間が整っていきます。

 

 

いっておきますが、
ずれた体内時計、これまで食べてきた食べ物による体へのダメージは、
1日、2日試したところで、すぐに治りません。

 

 

 

最低でも2週間から、半年をかけて、ゆっくり整えていくしかありません。

 

 

 

できれば、朝食だけではなく、
夕食の時間もそろうようにしましょう。

 

 

 

そして、寝る3時間前には済ませておく必要があります。

 

 

 

 

この子、夜、寝ないんです〜っていうお母さんに、
夕食のじかんを聞くと、夜の10時だった、ということもザラにあります。

 

 

 

 

食べてすぐに寝るなんて、
人間の体としては、無理なんです。

 

 

 

 

発達障害のお子さんは、食事が乱れているだけではなく生活習慣の乱れも大きいです。

 

 

また、睡眠の時間は確保ができていても、
朝が弱いのであれば、睡眠の質が悪いということが考えられます。

 

 

睡眠の質は、食べるものである程度、改善できます。

 

 

ただ、最も、大事なのは、お父さん、お母さんが、
子どもの親として、睡眠の大切さを学ぶことなんです。

 

 

発達障害のお子さんへの支援を現場でやってきて、
お子さんがどんどん成長した家は、私が言わなくても、
自ら本とかイーブックでどんどん勉強して、良いと思ったことを、
お子さんと一緒に実践されている方でした。

 

 

 

 

こうしてほしい。
ああしてほしい。
もっと、理解のある世の中になってほしい。

 

 

これは、私も思うことではありますが、
それだけで、あなたのお子さんの発達障害が良くなることはありません。

 

 

最も、大事なこと。大切なこと。

 

 

それは、あなたがちょっと嫌だなぁ、やりたくないなぁ、と思っているところにあります。

 

 

そうです。

 

 

勉強することです。

 

 

もっと言うなら、勉強し続けることです。

 

 

私も学び続けています。

 

 

でも、大切なお子さんのためと思えば、
本を読むのってそんなに大変なことですか?

 

 

本を読んで、
新しい知識を得て、
お子さんと一緒に試してみたら、
いい結果が出て、
もっともっと、新しいことを知りたくなる。

 

 

だから、私はとても楽しいです。

 

 

お金は確かにかかりますが、
無理のない範囲で、勉強しています。

 

 

知識が増えてくると、お子さんが発達障害であったとしても、
怖くなくなります。

 

 

こうなったら、こうしてあげよう。
もしも、こういうことがでてきたら、こうしてあげよう。

 

 

っていう、ノウハウが、頭の中に入っているので、怖くなくなりますからね。

 

 

ちょっと、睡眠の話しからずれてしまいました。

 

良ければ、スタンフォード大学の、最新の睡眠の科学。
スタンフォード式最高の睡眠のレビュー

 

 

 

 

 

これを参考にして、
お子さんの睡眠がきちんととれているかどうか、一緒に、考えてあげてください。

管理人からのお知らせ