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牛乳をやめたら、子どもの問題行動が減った話

 

牛乳をやめたら、子どもの問題行動が減った話

 

2016年、新潟県の三条市で、
学校給食から、「牛乳」をなくす取り組みがなされたそうです。

 

米どころの新潟県。
理由としては、お米に牛乳は合わないという至極当然の理由だそうです。

 

私自身も、
あれだけお昼に、牛乳とご飯を同時に食べていましたが、
今では、ご飯と牛乳を一緒に食べることは絶対にありません。

 

牛乳自体は、好きですし、
ヨーグルトやチーズなんかも大好きですが、

 

牛乳とご飯を食べたり、
チーズにご飯をかけたり、

 

絶対にないですね。

 

 

では、どうして、こんな不自然な給食が、今もなお続いているのか。

 

 

敗戦後、脱脂粉乳っていうまずい飲み物、
(アメリカからすれば、余剰品を売れる。
日本からすれば安く買える。)
が導入され、まだ、栄養不足の時代であったために、
食べ合わせよりも、【栄養不足の補填】が優先された時代がありました。

 

 

 

そして、ベビーブームなどで、
学校給食と牛乳業界の結びつきは強くなり、
巨大な利益産業となっていきます。

 

ただ、これ自体は悪いことではありません。

 

牛乳業界は、国の要請で、
出していただけですし、この業界が育つことで、
安く牛乳が出回るわけですから、それはそれでいいことなんです。

 

 

問題は、
全ての子どもたちが絶対に牛乳を飲まされる状況、なんです。

 

こんな本があります。

 

『子どもの病気は食事で治す』(内山葉子 評言社 2014年9月1日)

 

この本では、新潟県の三条市の取り組みが紹介され、また、このようなまとめがつけられています。

 

 

 

P26より、
独自に牛乳をやめて米飯にしている学校はその後どうなったでしょうか。不登校やいじめ、ADHDやアトピー性皮膚炎が圧倒的に減っており、さらに学習能力も高くなっているのです。
この事実を軽視してはいけません。これらの既成事実が、間違った常識に気づく人を増やしていくことでしょう。

 

つまりは、健康な体を作る優良な飲料とされている牛乳が、

 

アレルギーをつくり、
子どもの攻撃性を引き出し、
さらに、発達障害まで作り出す。

 

ということなんです。

 

 

ただし、この本の中では、
何人アトピーだったのが、
何人まで減ったというデータが出ていないので、そこは、書かれた方がどう書くか、によると思います。

 

牛乳が悪者、というのが先にあり過ぎる、というのはあります。

 

 

ただ、牛乳を飲まないことで、
アレルギーが減り、問題行動が減り、発達障害が減る。

 

 

これは、正しい事実だと私は考えています。

 

 

それは、牛乳が、『悪い飲み物』ということではありません。

 

 

例えば、たばこを考えてみてください。

 

体に悪いとわかりながら、吸う人はたくさんいますよね。
で、本当に体を悪くする人もいますし、
全く、平気な人もいます。

 

お酒もそうですね。

 

いくらお酒を飲んでも酔わない人もいますが、
すぐにダメな人、全く受け付けない人がいます。

 

私はお酒大好きですが、
缶ビールを1つ飲んでしまうと、吐きます(苦笑)

 

なので、おちょこ1杯だけ、
時々、ワインを飲んだりして、お酒を少しだけ楽しむようにしています。

 

 

 

どういうことかというと、
牛乳を善悪で片づけるのではなく、
ただ、「牛乳を飲んでもいい人、飲まないほうがいい人」がいるということを知っておくことが大切なんです。

 

 

 

牛乳は、体にいいものだと盲目的に信じて、子どもに飲ませ続けたとします。

 

牛乳の良い面だけを吸収できる体の子はいいのですが、
牛乳の悪い面、アレルギーや胃腸が弱くなり、お腹を下してしまうなど、
そういった子には、ただただ、毒を飲ませていることになります。

 

 

りんごやいちごは、基本的に、発達障害の方にいいフルーツとされますが、
そもそも、その食物にアレルギーを持つ人はいます。

 

 

私の知り合いは、海沿いの旅館の子どもなのに、
海産物がアレルギーで食べられない、という体質です。

 

 

問題なのは、

 

牛乳が良いか悪いかを決めることではありません。

 

 

自分の体に合っているのか。
お子さんの体に合っているのか。

 

 

を考えておくことです。

 

 

そして、体に合っていないなら、
飲まないようにすればいい。

 

 

それだけなんです。

 

 

新潟県の三条市の取り組みを調べると、

 

  • 学校給食=不味いの犯人は牛乳だから正しい取り組み!
  • 牛乳への偏見と誤解を与える!
  • カルシウムはどこで摂取するのか!

 

といった意見が見られます。

 

牛乳でまずく感じているなら、お茶を持っていけばいいんです。
牛乳への偏見が増えるというなら、メリット・デメリット、両方示せばいいんです。
カルシウムなんて、煮干しなど、他の食品からいくらでも摂取できます。

 

 

いけないことは、
「学ぶ」という姿勢がないことです。

 

 

どの食物にも、
アレルギーを持つ人はいて、
その食材を食べない方がいい人がいるんです。

 

 

Aさんにとっては、めちゃくちゃ体にいいものでも、
Bさんにとっては、毒でしかない。

 

 

それが、食べ物、なんです。

 

 

新潟県の三条市の取り組みを私は支持します。

 

 

それは、牛乳が【ダメ】だから、という単純な話ではありません。

 

 

たとえ、給食であろうと、
自分の大切な子どもの食べるものは、親が「管理」できるようになる、という点で支持しています。

 

 

 

 

大事なことは、牛乳でもいいし、お茶でもいい、というその子にあった選択をできるようにしておく、ということです。

 

 

発達障害の症状の悪化、
アレルギーの悪化、
牛乳を飲むことで逆に、カルシウム不足になること、

 

 

牛乳を飲むことで、
これらの症状を見せる子は少なくありません。

 

 

それを知っておく、ということです。

 

 

何度でも言います。

 

 

1つの食品の良し悪しだけを見ないでください。

 

 

大切なことは、その食品のメリット・デメリットを、
親であるあなたが、これから大人になるあなたが、きちんと知っておくことです。
学んでいく姿勢を持っておくことです。

 

 

インターネットですぐに情報を集められる時代です。

 

 

自分たちの意思で生きていく、それを忘れないでくださいね。

 

 

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