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発達障害への理解が、新しい差別やいじめを生む可能性がある。

発達障害への理解が、新しい差別やいじめを生む可能性がある。

 

 

某巨大掲示板には、

 

発達障害の人、
ADHDやアスペルガー症候群関係なく、
むかついたこと、腹が立ったことを書きまくるという板があります。

 

 

その中で感じたことは、
その掲示板に書き込んでいる人の多くが、
ただ日頃の発達障害者への鬱憤を感情に任せて晴らしているだけではないということです。

 

 

冷静に人を観察し、理解したうえで、怒っているのです。

 

 

まわりは、発達障害のことを理解していて、
そして、発達障害、その人は自分のことをわかっていない。

 

 

発達障害の関連の本は、
発達障害への理解が、発達障害の人の住みやすい世の中になると考えています。

 

 

 

 

それは、一方で、本当だと思います。

 

 

自分が発達障害だと自覚がある人、そして、そう自覚したうえで、
改善しようとしている人には、あたたかい社会になると思います。

 

もちろん、先天的にもう、人を受け入れることができないような人はいます。

 

けれど、懸命に努力する人を応援しないっていう人よりも、
応援したくなる人の方がやはり多いでしょう。

 

 

発達障害を認めることは、本人も家族も本当に大変なことですが、
それを認めて、前向きに生きようとする人には、自然と理解者や味方が増えていくでしょう。

 

 

実際に、
私の塾でも、高校生から精神科を受診し、ADDの診断をもらった生徒がいました。

 

私と一緒に、担当講師にそのことを話すと、
あたたかく講師に迎えられて、ほっとした顔をしていたことを思い出します。

 

それどころか、
「大変やったなぁ。社会に出る前に気づけて良かったな。一緒にがんばろ」

 

と、その生徒を励ましてくれました。

 

 

この担当講師も、発達障害のことはある程度知っており、
それを自覚し、治そうと、改善しようとする人に対しては前向きに接したいという考えを持っていてくれました。

 

 

発達障害という言葉、そして、その知識や認識が広がれば、
自分が発達障害で、それを前向きに治していこうとする人にはたくさんの味方が生まれます。

 

 

ですが、一方で、
明らかに発達障害の症状が出ているのに、
治そうとしていない、自覚していない人に対しては厳しい目が向けられるようになります。

 

 

『自分がアスペって気づけよ』
『特に仕事してねえくせに、疲れたって顔してんじゃねえよ、障害者が』
『ADHDの奴って、ほんと使えねえよな』

 

 

周りの人が、発達障害の知識を吸収しているのに、
ADHD、アスペルガー症候群の特性を持っている本人は、
そのことを知らない、気づいていない。

 

 

 

ただただ、まわりのイライラを加速させるだけ。

 

 

今までなら、「使えない人」という印象だけだったのが、
発達障害という認識・知識が広がることで、
「発達障害に自分で気づいて治せよ」という気持ちが加わり、
さらに、イライラさせるケースが増えていくことが予想されます。

 

 

発達障害を前向きに改善させていこうとする人には、
あたたかな社会になっていく、というか、
理解してくれる人が、絶対的に増えていくと予想されます。

 

 

ですが、一方で、
発達障害の知識を持っているがゆえに、
発達障害の特性を持っていて、その人や家族が無理解、無自覚の扱いにくさも、明確になっていきます。

 

 

発達障害に無自覚な人は、
できるだけ排除する、
もしくは、あまりにいらいらして、いじめてしまう。無視してしまう。

 

 

そういうことも、起こってくるのだと思います。

 

 

すべてのことは、
プラスとマイナスになっています。

 

 

発達障害の知識が広がれば、
理解者は増えます。

 

 

でも、その理解者がすべて、発達障害の人をあたたかく迎えてくれるとは限りません。

 

 

ウザイ奴を見分ける方法として、その知識を使うかもしれませんし、
塾などだと安定経営のために、発達障害に無自覚な人にはあえて、入塾試験などを課して、
入れないようにすることも考えられます。

 

 

知識を得て、理解者が増える一方で、
その知識を使って、自分にとっていい人とわるい人を区別するためにその知識を使う。

 

 

そういうことも考えられるんです。

 

 

なので、発達障害という言葉を聞いて、「へえ」で済まさずに、
できるだけの知識を身に着けておく、
そうしないと、自分の知らない間に、自分がいたいコミュニティ、集団から、
実は排除されている、ということがあるかもしれません。

 

発達障害という知識だけではなく、そのリスクを背負った人は、増えています。

 

自分は発達障害ではなくても、
子どもが、あなたのまわりがそうである可能性は高まります。

 

 

自分には関係ないと思わずに、
常に知識を得ていくという姿勢を持っていてください。

 

 

 

 

発達障害に関する記事を書いているサイトは、
このサイトも含め、たくさんあります。

 

ある程度の情報は無料で手に入る時代です。
そこに取り残されてしまうと、自分を不幸に追いやることもあります。

 

気を付けてくださいね。

 


 

 

 

 

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