私立高校無償化について個人的に思うこと
私立高校無償化について個人的に思うこと。
年収により段階的に、
無償化はされてきましたが、
今回から、無償化に年収はなくなりました。
個人的に反対する人の意見が気になり、
調べてみました。
間違った認識のポストをいくつもしてしまい、
申し訳ありませんでした。
予算について。
当初、文科省の予算を見て
私立高校への助成1000億
私立大学への助成3000憶
としていましたが、
助成金としてはあるものの、
高校への授業料助成は、別の予算でした。
現在は4061億円(令和7年度)
私学助成がはじまった
2020年度は、4253億円。
・・・・・・・・・・・・・・
教育無償化に関しては、
「令和元年度補正及び令和2年度文部科学関係予算のポイント」から、
教育の無償化
平成29年9月25日
安倍内閣総理大臣は幼児教育・高等教育無償化等を実現するため、
消費税10%への引上げに伴う税収増の使途見直しによる
2兆円規模の新たな政策を実施する旨表明した。
とありますね。
・・・・・・・・・・・・・・
で、この予算って、
私立公立全部くるまっているので、
どっからが私立でどっからが公立ってわかりません。
教育無償化で増税!!っていうのは、
ここからきているんだろうなとわかりました。
ということで、
ブログで上げた記事を訂正・修正しました。
改めて、
私立高校無償化の論点を整理しましょう。
ひとつの論点として、
NHKさんから
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/020/35/
も参考にされてください。
その1。
公立高校が廃れる。
私はいくつかの県で働いてきましたが、
偏差値45以上くらいの公立高校はそれなりに人気です。
近年は、
大阪でいえば北野高校、京都でいえば堀川高校といった
トップ公立高校だけではなく、
偏差値50ちょいくらいの学校が建て替えられて、
カフェテリア併設、温水プールありといった改革がされています。
今年度は、カフェテリア併設校は1.7倍を超える倍率があり、
大人気で、落ちる中学生がその分出てきます。
公立高校の中で、
定員割れを起こす学校が出てきているのは事実。
ただ、私が調べていくと、
そういう高校は、人口が増えていたときに、
地域の要請によりつくられたであろう学校で、
子どもが減っていくと当たり前ですが、
志望する子どもが減っている。
というのがあります。
人口減がわかっている地域の公立高校に、
無理に税金を投入するのはどうでしょうか。
私立無償化のせいなのか、
人口減の必然なのか、
冷静に考える必要はあるでしょう。
また、そういった公立高校を立て直すのか、
私立にがんばってもらったほうがコスパがいいのかは、
考える必要があると思います。
2,将来の増税につながる
これは、
イエスでもあり、
ノーでもあるかと。
というのも、
私立大学の助成はすでに3000億円規模であり、
私立高校助成はやっと1000億になりました。
ここは、違う予算ですね。
実際の高校への修学支援は約4000億になります。
ただ、これは公立と私立含めて、ではあります。
私立の有名大学は関東と関西に集中しており、
正直、私立高校の助成のほうが地域に対しての還元は大きいと思います。
1000億しろ、
4000億にしろ、小さい額ではありませんが、
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240916/k10014582751000.html
NHKニュースより、
日本は先進国で構成されるOECDの中で、
教育費の公的な支出は下から3番目。
イタリア、ギリシャの次であり、
・・・・・・・・・・・・・・・・
OECDは「日本は公的な支出の中で教育費が占める割合が低く、将来世代よりも、高齢者に対してより多く投資している現状がある。日本は若者が減っていくからこそ、教育の質を高め社会を支える人材を育てる必要がある」としています。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで、増額を要請されていますし、
また、
・・・・・・・・・・・・・・・・
また、大学や専門学校などの高等教育にかかる費用のうち、家計で負担しなければならない割合は、3年前 2021年の時点で51%と半数を超え、比較できる30か国の中では、チリとイギリスに次いで3番目に高くなっています。
30か国の平均は19%で、それを30ポイントあまり上回っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・
増税につながる可能性は否定できませんが、
日本人は高等教育に他の先進国にくらべて、家庭の支出が大きすぎるんです。
日本は51%
先進国平均は19%です。
なので、
私立助成はあっていいというか、「あるべき」です。
どうも、維新を批判したい人たちが、
エビデンスもきちんと出さずに批判しているだけのように見えます。
ある予備校の先生は、
私立高校への助成を「助成なんか無駄」とまで言っていました。
住んでいる地域によっては、
行きたい公立にいけないかもしれないですし、
あとで、話しますがやむを得ず私立に行くお子さんは一定数います。
また、適正なインフレは、
国の税収増を生みます。
これは単純な経済理論ですね。
なので、
私立無償化のために新たな増税がされるかは、
私個人はどうなんだろうと思っています。
国の見通しの数兆円規模の上乗せが、
税収にある以上、1000億程度であれば、ないだろうと思うのですが・・・・
4000億でも・・・・どうなんでしょうか。
ちなみに、4000億は私立無償化がスタートした時もこのくらいで、
いきなり1000億単位で上がっているわけでもなく。
公立高校だろうが、
私立高校だろうが、
校舎があり、人員が必要となれば、
結局、助成は必要なんだよなと思います。
それよりも、
国民民主の控除のほうをやってほしいですね。
税収アップはうれしいですが、
とりすぎているわけですから。
3,私立と公立の受験制度の違い。
人気私立をのぞいて、
私立には専願と併願という受験方式が存在し、
公立の高校に落ちると、私立にいけるという制度があります。
これは、公立の高校というのは、
定員数を厳格に守るので、その救済という意味合いが大きくなっています。
公立の高校の倍率を見ればわかりますが、
優秀なお子さんほど落ちる可能性があります。
努力不足ではなく、
同じような実力を持っている子ども同士がぶつかるのですから、
当日の体調などで、受かる受からないはでてきます。
基本的に、
公立であれ、私立であれ、
優秀な学校ほど補助金が多く出ます。
優秀なお子さんに投資したほうが、投資の効率が良いからですね。
ということですから、
私立への助成は、優秀なお子さんたちが、
安心して競争できる保証だといえます。
どれだけ人気が過熱しようが、
公立高校は定員までしか合格させません。
なので、一定数は私立に行くしかないんです。
経済的に不安のある家庭は、
お子さんが優秀でも我慢して定員割れしそうな公立高校に行くしかないのでしょうか。
そんな時代ではないと思っています。
また、中学校で真面目にしてこなかったお子さんたちほど、
定員割れの公立高校に行きます。
子どもたちはどこで覚醒するかわかりません。
定員割れの公立高校がその受け皿になる必要もあると思うんです。
勉強のできないお子さんはまだまだ幼稚です。
社会に出るまでの猶予がないと、
社会を不安定化させる犯罪に走ってしまうかもしれず、
社会の安定のためにも受け皿がいると思っています。
4,私立に金を流すより、専門的なことをできる公立に金をつかえ
この意見、多いんですけど・・・・
私が知っている公立高校は、
ピアノをめちゃくちゃ導入して、
保育士の資格が取れる!ってやりました。
それこそ、ちゃんとお金をかけている。
でも、閉校になりました。
公立高校にお金を使えっていうのは、
俺かしこい!!みたいな人がよく言うのですが、
現実は厳しいんです。
もちろん、うまくいくところもあるんですが、
うまくいったらいったで、
公立高校には倍率の壁問題が出てくるんです。
入りたいお子さんが入れない。
とある公立高校で、
もと工業高校からそれなりのレベルになった学校もありますが、
倍率1.3倍超えと、
資格とって高校出たら働く!!みたいなお子さんが、
通えないレベルになってしまいました。
公立高校にお金を入れると、
人気があがり、結局、入るためにお金がかかるということになります。
これは、国公立大学にもいえて、
国公立大学は1兆円規模の助成があります。
国公立大学にしても、
結局、お金持ちしかいけない感じにはなっていますね。
そして、私立大学には国から3000億円と設備費93億円があてられています。
また、高等教育への修学支援は6000億円です。
5,私立の個性がなくなる。
むしろ、今が一番、私立の学校は個性的ですし、
なんなら、公立高校も個性的で、
私はうらやましいです。
京都大学について、
入学者の変遷が見られるの面白いので、おいておきます。
https://www.kyoto-up.org/archives/7863
ということで、
私立高校無償化について、
個人的に思っていることをまとめてみました。
まず、
エビデンスとして、
日本は先進国の中で教育にかける予算が少ない。
また、家庭の進学負担が大きすぎる。
組んだ予算が払えないほどの経済力が弱い国ではない。
適正なインフレは税収増を生みます。
これは世界の経済学の基本。
なので、いきなり増税になるわけでありません。
もっと、税金の無駄なところは、
兆レベルである。
インフレにより、実質、増税にはなっているので、
そこをどうするかはまた別の話。
私はできる限り、
お子さんたちに進路の選択肢があってほしいと願っています。
それは、
先日、維新の代表の吉村さんもおっしゃっていました。
維新のダメなところもあると思っています。
でも、維新が嫌いだから、
教育無償化を頭から否定するのは違うと思うんです。
エビデンスと世界の要請として、
日本は教育の充実をはからないといけない。
そして、子育て世代の支出を減らす支援をするべきなんです。
だから、年収の壁なしで助成なんです。








