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ADHDにどうやって気づく?小学校・中学校でこのタイプだったら、要注意!

 

ADHDがよくわかる4つのタイプ

 

 

こちらの記事でも書きましたが、グレーゾーンに気づかないまま、
成長してしまうことが、子どもにとっては一番のマイナスです。

 

発達障害グレーゾーンの記事

 

 

 

 

発達障害で怖いのは、
自分がADHDやアスペルガー症候群であることを、知らないまま大人になること、です。
特に、グレーゾーンのお子さんは、後々、非常に苦労するといわれています。

 

このページで、お子さんの気になるところをチェックしてみてください。

 


 

 

『マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド』
著・福西勇夫、福西朱美 法研 2015年11月25日
この本のはじめに、でこんなことが書かれています。

 

私のクリニックを訪れる患者さんには、ADHD(注意欠如・多動性障害)の特性をお持ちの方が多くみられます。その多くは初めからADHDを疑って当院を受診されるのではなく、うつや、不安症など他の病気のために受診しています。

 

 

と、書かれています。

 

自分の特性に気づかずに、
自分は普通、なのにできないから、ダメな奴。

 

そんな風になって、うつ病や不安症を発症してしまいます。

 

特に、社会人になってから、ADHDによるうつ病や、不安症を発症すると、
仕事をやめて、心身の回復を待ち、そして、また就職活動をしなくてはなりません。

 

自分で、医院を受診できればいいですが、
ひどいときには、家にひきこもりになって、
親であるあなたはどうしていいかわからずに、疲弊してしまうかもしれません。

 

 

アスペルガー症候群だろうが、
ADHDだろうが、
自閉症スペクトラム障害とか、
広汎性発達障害とか、

 

どんな診断をされても、
自分が発達障害である。

 

自分の大切な子どもが発達障害であると気づくことで、対策は立てられます。

 

まずは、気が付くことです。

 

下に紹介する4タイプを参照してみてください。

 

 

 

 

ADHDの4タイプ

子どもの時は、ちょっと個性的な子、で済まされがちな4タイプについて。

 

 

 

トラブルメーカータイプ

 

いわゆるスポーツ万能で、クラスの人気者タイプのやんちゃなタイプではなくて、
扱いづらい、と大人や教師が思ってしまうタイプ。

 

いわゆるトラブルメーカー的な子どもです。
少しわかっている先生なら、発達障害に気が付く場合もありますが、
厳しい先生が多い場合は、その先生の前では大人しくしているので、発見されずにそのままというケースも多いです。

 

このタイプは、

 

  • 悪気はなくおもちゃや人のものを壊す。
  • 椅子をがたがたならす。
  • じっとできない。
  • いわゆる不良というタイプではないが、急に教室を出る。
  • 教室を出なくても急に立ち歩く。
  • 幼稚なケンカが多い。

 

このタイプは、まわりから嫌われていることも多く、
同級生や、1つ上、1つ下に聞くと「なんか怖い」という感想を聞く場合が多いです。

 

中学生でも上の学年になっても、
冗談が通じず、また、人のアドバイスに対して、「うん」と言わない傾向も強くあります。

 

見つかりやすい面もありますが、
本人や親も、「人の意見に耳を貸さない傾向」が強く、
小学校、中学校でも、病院の受診をすすめられるのに、受診しないタイプはこのタイプです。

 

 

 

大人しいぼーっとタイプ

 

大人しいタイプと思われる子です。
普段は大人しいのに、ある特定の場面では頑固だったり、
聞いているようでぼーっとしていることが多いです。

 

  • マンガやテレビに集中すると、注意されても聞かない。
  • 授業中に、あさっての方向を見ている。
  • 遅刻が意外に多い。
  • 宿題、持ち物の忘れ物が多い。
  • 人のものを悪気なく取っている
  • お菓子が大好きなこともある(中学生くらいになっても、飴1つで全力で喜ぶ)

 

大人しくて、頑張っているんですが、
学校の成績はそれほど振るいません。

 

 

定期テストが悪くても、
学校の先生の印象はそこまで悪くないので、
5段階の中で、「3」はもらえることもあります。

 

ただ、忘れ物、課題の出し忘れが非常に多く、
5段階で「2」がついてしまうことも多々あります。

 

塾に行っているのに、
あまり効果が感じられない場合、それは、ADHDのせいかもしれません。

 

 

 

天然・不思議ちゃんタイプ

 

自分では、真面目なことを言っているつもりなのに、
まわりから、笑われてしまうタイプです。

 

他人に迷惑をかけることはないので、
まわりからは、好かれやすいです。

 

ただし、陰で馬鹿にされていることもあります。

 

  • 友達が多そうなのに、休日は1人で過ごすことが多い。
  • 天然が仇になり、学校にいる不良に絡まれる。
  • 日本語の意味がわからないので、国語が苦手。
  • 簡単そうな問題なのに、解けない問題が多々ある。
  • じっとできないわけではないが、じっと同じ姿勢でいるのは無理。

 

このタイプの怖いところは、言葉の意味を理解するのが苦手なために、
学年が上がるにつれて、苦労が増えるところです。

 

そして、本人はとりあえず笑顔でいれば、
平和に過ぎ去ることを知っていて、
困っている、悩んでいることを表現してくれずに、まわりが見過ごしてしまうことがあります。

 

学校の態度はいいと担任の先生に言われる。
塾の先生にも態度はいいと言われる。

 

なのに、成績は、学年が上がるだけ、下がっていく。

 

日本語の意味を理解するのが苦手なので、
会社でもミスをしてしまい、時に、失職することもあります。

 

 

 

猪突猛進タイプ

 

とにかく、話すのが好きだったり、
新しいものが好きだったり、
友達が持っているものが欲しくなったりします。

 

友達が困っていて、うずくまっていて、
「どうしたの?」と聞いて、「足が痛くて」などの答えを聞くと、
「自分も足を昔怪我したことがあってさあ」と言うように、常に自分の話をしたがります。

 

  • 相手の話を聞きたがらない。
  • すぐに自分の話をする。
  • 夢中になりやすく、飽きるのも早い。
  • 思ったことを口に出してしまう。
  • すぐに、〇〇ちゃんはこうだもん、と言う。

 

こういった特徴を持っていて、
女の子に多くみられるタイプです。

 

ひどい場合は、ADHDに気が付けるのですが、
お母さんもこの手の場合、特に、自分の子が変だとは思いません。

 

思ったことが口に出るのも問題ですが、
表情を隠すこともできず、
学年が上がるにつれて、扱いづらい子として、まわりから距離を置かれます。

 

特に、後輩ができてから、馬鹿にされるようになることもあり、注意しておかなくてはいけません。

 

また、我慢して、日本語を読むのが難しく、
本来は解ける問題なのに、(口でその問題を言ってあげれば解ける)
自分で、問題を読んで解くことが苦手です。

 

人より優れているところがあれば尊敬されるタイプになりますが、
そうでない場合は、たいしたことがないのに、偉そうと嫌われてしまいます。

 

 

以上、4つのタイプになります。

 

 

 

子どものころは苦手なところを、
教師やまわりの大人、友達がフォローしてくれます。

 

ですが、どんどん自分の責任の範囲が増えてきて、
できないこと、もしくは、脚を引っ張られることが多くなると、
まわりがいらいらし、その子を阻害するようになり、いじめられることもあります。

 

大人になって、社会に出て、
急にきつい言葉を言われるようになることもあります。

 

お子さんの発達障害に気づいてあげられるのは、
親御さんだけです。

 

認めたくない気持ちもわかりますが、
お子さんのため、注意してみてあげてください。

 

 


 

 

 

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