ADHDに使われる薬、その2【コンサータ】
ADHDの改善に使われる【コンサータ】について
ADHDの治療薬として使われるのは、【ストラテラ】と【コンサータ】の2種類になります。
この2つは何が違うかというと、
効き目が強くて早いが、副作用も強い。
効き目が弱くて効き目が出るのも遅いが、副作用も弱い。
前者が、コンサータ。
後者が、ストラテラ。
今回は、コンサートの特徴の話になります。
コンサータの特徴
即効性が強く、飲み始めてすぐに効果を感じることができる。
朝に飲み、半日は効果が続く。
副作用は強く出る。
限られた医師しか処方できない。
特定の疾患がある人は飲めない。
ちなみに、コンサータだけではなく、ストラテラであっても、
限られた病院でしか処方してもらえないようです。
発達障害の薬は、
少しずつ処方し、量を調整します。
そのために、経験を積んだ医師、
大きい病院の医師しか処方してくれないようです。
薬をどおしても処方してもらいたい場合は、
事前に、病院、精神科などに確認しておいたほうがいいでしょう。
コンサータの効果
発達障害の方は、ドーパミンなどの、
神経伝達物質の働きが弱く覚醒中の意識がひ弱です。
- やらなければいけないことを先延ばしにしてしまう。
- 気が散りやすい。
- うっかりミスが多い。
この脳の覚醒レベルを上げてくれるのが、コンサータ、です。
こういったADHDの理解のための動画をつくっている、
日本イーライリリー株式会社は、ストラテラを販売しています。
脳神経の働きを、できるだけ正常に戻してくれる。
これが、ストラテラやコンサータの薬の特徴です。
どうしても、薬というと副作用が、気になるとは思いますが、
副作用があっても、止めておきたい症状があるなら使うべきだと思います。
副作用と、
あなたが日中に感じる覚醒感とそれを比べてみて、
続けた方がいいか、薬の方がつらいかを、確認することをおすすめまします。
この覚醒状態のレベルが低い、というのは、
他の人には、わからないことです。
- サボりすぎ、
- やる気がない、
- 覇気がない、
などと、誤解されたままになります。
脳内の神経伝達物質の量が足りなかったり、
それを受け取る部位の働きが鈍かったり、
それは、まわりにはわからないことです。
もちろん、トレーニングや、
食事療法で、脳の機能を正常に近づけることは可能ですが、
脳の覚醒レベルをすぐに上げるためには、
薬を利用するのは1つの方法です。
今の状態をなんとかしたいなら、
ADHDの診断がついた時に薬はもらえるのかどうかを、
各病院に聞いてみてくださいね。
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