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ADHDに使われる薬とは?その1

 

ADHD/ADDに使われる薬は??

 

日本名ストラテラ、英語ではアトモキセチン

 

アトモキセチン塩酸塩という薬です。

 

注意力を高め、落ち着きをとりもどす薬になります。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療に用いられる2つの認可薬のうちの1つです。

 

2012年には、成人期の大人の発達障害(ADHD)の薬としても認められています。

 

販売元は、日本イーライリリー社。
これは、もともとこの薬を作ったのが、アメリカのイーライリリー・アンド・カンパニーで、
日本イーライリリー社とは系列。

 

 

気になる副作用は・・・・?

 

日本イーライリリー社からダウンロードできる、
2016年5月のストラテラ(アトモキセチン)の、
副作用の発言症例率は、21.59%だったそうです。

 

  • 頭痛
  • 眠気
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 悪心

 

などがあげられています。

 

重篤な副作用は、
0.40%ということでした。

 

元々、慣れていないものには、過剰・過敏に反応しやすい発達障害者の方ということを考慮すれば、
副作用は、あるかもしれないと思って、服用すれば問題ないレベルだと思います。

 

 

2016年の報告関しては、
6〜10歳くらいの対象者が、5割以上を占めているため、
慣れない薬を飲んだことによる「ちょっと過剰な反応」もあったかもしれません。

 

ただ、神経に働く薬ですので、
吐き気、吐き気による食欲不振は十分に考えられるかなと思います。

 

 

服用の際は、医師と二人三脚で、
様子を見ながら、症状の改善・進行具合を見るべきでしょう。

 

 

 

この薬は飲まないとダメ??

 

 

こういった薬の話になると、
飲まないとダメですか?とか、飲まずに改善する方法はないですか?

 

という話になります。

 

 

この薬で改善しなかった人ももちろんいますし、
良くなった方もいます。

 

 

大切なことは、薬は改善方法の手段の1つと捉えることです。

 

 

ただし、成長期などは、
家族がサポートできることはたくさんあります。

 

 

薬をできるだけ使わないという選択肢もあります。

 

大人の発達障害でこまっている方は、
まずは、薬で症状をおさえてもらうということもできます。

 

 

薬のメリット・デメリットを理解したうえで、服用してみる。

 

 

これが、一番大切です。

 

 

副作用以外のデメリットもある

 

 

実は、副作用以外のデメリットがあります。

 

 

それが、以下の3つです。

 

 

 

変わりすぎて疲れる

 

薬がよく効いて、今までの、自分が変わりすぎてしまう場合があります。

 

忘れ物をしなくなり、
整理整頓ができて、
自分の部屋がとてもきれい。

 

 

そんな状態に逆に疲れる、という例があります。

 

特に、女性に多いとされます。

 

 

過去を振り返ってしまう

 

 

薬が効いた方に多いそうですが、
こんなに簡単に治るなら、どうしてもっと早くすすめてくれなかったんだ!

 

と家族や医師に当たってしまう方もいるそうです。

 

過去の失敗のいくつかで、
発達障害さえなければ、というものがあればあるほど、
過去を悔んだり、薬の存在を知ることが遅れたと、まわりを責めることもあるそうです。

 

 

自分に戸惑う

 

薬の効いている時間、と効かない時間。
飲み始めてしばらくは薬がよく効いていて、自分自身のコントロールができるのですが、
次に薬を飲むまでの間で、薬の効きが弱くなってくる時間があります。

 

 

その差に、苦しんでしまうということも見られます。

 

 

薬が効いているときに、よくできればできるほど、
自分は薬がないとダメだと思い込んでしまうこともあります。

 

 

 

以上、薬が効いて、副作用が出ない人でも、
こういった問題が出てきます。

 

 

本人、医師、まわりがきちんとこの苦しさを理解し、
受け止めていくようにしましょう。

 

 

こういったことを素直に話せる環境が大切です。

 

 

薬自体の副作用よりも、精神的な薬の場合、
効くことによっても、戸惑いが生じるということを知っておいてください。

 

 

知っておいてほしいことは、発達障害の改善には、薬など今は様々な方法がきちんとあるということです。

 

 

 

 

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とりあえず薬という医者には注意!

 

 

とにかく、薬を出して、患者さんを多数さばこうとするお医者さんもいます。

 


 

ただ、こういった発達障害という病気を作って、
薬で儲ける医者がいる陰謀説が出てくる背景もあると思います。

 

 

たとえば、
ジェネラルルージュの凱旋という映画があるんですが、
その中で、病院の中で精神科を大きくし、
適当に診断名をつけて、永遠薬を患者に買わせましょう。

 

 

みたいに密談しているシーンが出てきます。

 

 

発達障害は、脳機能の障害と言われながら、
診断は精神科・心療内科の領域で、
言われるがままに薬が処方され、患者はそれを飲み続ける。

 

 

ということがないわけではありません。

 

 

それを悪用する一部の医者がいないわけでもありません。

 

 

運悪く、とりあえず薬を出したがる医者に、
あなたが最初にあたってしまうこともあるでしょう。

 

 

でも、だからといって、すぐに絶望しなくてもいいと思うんです。

 

 

多くのお医者さんは、患者さんを助けようと必死です。

 

 

あなたがそういったお医者さんに出会おうとすれば、
きっと出会えるはずです。

 

私のサイトでも、以下のページで、
できるだかぎりの情報提供をおこなっています。

 

 

各都道府県の児童思春期外(精神科・心療内科)の一覧

 

 

とりあえず薬を出す医者には注意が必要ですが、
あなたの地域の精神科・心療内科はたくさんあるはずです。

 

 

ぜひ、良い医者に出会えると信じて探してみてください。

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