世界の発達障害の研究その2「グルテンフリーとカゼインフリーの研究」
世界の発達障害の研究その2「グルテンフリーとカゼインフリーの研究」
引用
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38595631/
「Gluten-Free, Casein-Free Diet for Children with Autism Spectrum Disorder: A Case-Controlled Study」
グーグル訳
「自閉症スペクトラム障害の子供のためのグルテンフリー、カゼインフリーの食事:ケースコントロール研究」
2024年2月掲載の
比較的新しい論文。
今回の研究結果では、
「グループAでGFCFダイエットを実施した後、6か月および1年間の追跡期間後に、グループBと比較してCARSスコアの有意な改善が観察されました。」
という結論になります。
ただ、
グルテンフリーとカゼインフリーに関しては、
有効ではないという研究も多くあります。
私としても、
効果がある方もいれば、
効果があるんだけれども、やる苦労に対するリターンが少ないお子さんもいますし、
あまり効果のない方もいます。
こればかりは、
やってみないとわかりません。
食事と栄養に関しては、
発達障害と大きくかかわることはすでに明らかになっています。
こういった研究もありますので、
グルテンフリーとカゼインフリーはトンデモだーってなるのではなくて、
1つ1つの論文を見ていく必要がありますね。