世界の発達障害の研究その66「ビタミンBと発達障害の改善についての研究」
ビタミンB群の補給が発達障害の症状に良い可能性を示唆する論文
日本語タイトル
「ビタミンB群の補給は、自閉症児の尿中ジカルボン酸の排泄を減少させます」
英語タイトル
「B vitamin supplementation reduces excretion of urinary dicarboxylic acids in autistic children」
引用URL
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21840465/
「尿中ジカルボン酸は、代謝と、特に自閉症児のエネルギー生産、腸内細菌叢症、および栄養の個性に関連する潜在的な問題に関する重要な情報源です。」
とまずあります。
そして、
「サプリメントが自閉症児の尿中のジカルボン酸のレベルを低下させることを示唆しています。」
とあります。
ビタミンB2、ビタミンB6、およびマグネシウムが今回使われたサプリメントです。
これらがすべての発達障害のお子さんに有効かはわかりませんし、
このような研究は数としては限定的なものです。
ですが、効果の程度の差はあるかもですが、
お子さんによっては良い影響が出るものもあるでしょう。
こういう研究を1つ1つ見ていくこと。
これが大事だと思います。