世界の発達障害の研究その94「ASDの早期診断の正しさはどれくらいなのかという研究
ASDの早期の診断はどれくらいの正しさがあるのかという研究
日本語タイトル
「小児および幼児の臨床サンプルにおける自閉症スペクトラム障害診断の1年間追跡診断の安定性」
英語タイトル
「One-Year Follow-Up Diagnostic Stability of Autism Spectrum Disorder Diagnosis in a Clinical Sample of Children and Toddlers」
引用URL
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33401390/
まず、
「いくつかの研究は、自閉症スペクトラム障害の診断が生後18?24か月の子供で信頼性が高く安定していると見なされる可能性があることを示しています。それにもかかわらず、早期 ASD 診断の診断安定性はまだ完全には実証されていません。」
という指摘があります。
なので、早期ASDの診断はどれほど正しいのかという研究が必要になります。
結論としては、
「1 年間の追跡調査では、統計的に有意な (χ2(2) = 181.46、p > 0.0001) ベースラインで自閉症障害または自閉症スペクトラム障害のカテゴリー診断を受けた被験者の割合 (全体の 25.2%) が、カテゴリー診断の基準を満たしなくなりました。さらに、自閉症スペクトラム障害の基準を満たさなくなった子供は、おそらく他の神経発達/神経精神障害の出現に関連して、1つまたは複数の神経発達領域で遅延を示し続けています。全体として、この研究の包括的な結果は、ASD の早期診断の感度は高いが、中程度の安定性であることを説明しています。」
こうなっています。
早期診断の信頼性はありますが、
それがずっと続くかはまた、お子さんの成長力次第ということでしょうか。
75%は診断基準を満たすと言えますし、
25%は成長していくともとれます。
どちらをどう思うかですが、
大事な研究ですね。








